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個人向けデジタル化資料送信サービス

国立国会図書館デジタルコレクション

事前に閲覧者を登録することで、国会図書館がデジタル化した資料(国立国会図書館デジタルコレクション)のうち、送信サービス対応の資料をネット閲覧できる。

デジタルコレクションの取扱は次の三種類がある。

  1. (1) インターネット公開資料(著作権切れ)
  2. (2) 送信サービス対応資料(保護期間中だが絶版などで入手困難な資料)
  3. (3) 国立国会図書館内限定(保護期間中の資料)

事前登録なしでは(1)のみを閲覧できる。事前登録をしていれば(1)(2)を閲覧できる。(3)は登録の有無に拘わらず図書館内での限定公開だ。

個人向けデジタル化資料送信サービス

令和4年5月、個人向けデジタル化資料送信サービス(個人送信)が開始された。サービスの利用には「登録利用者(本登録)」が必要なので、6月中旬に本人確認書類とともにインターネットで申し込んで3日後に手続きが完了した。

大まかに分類すれば、明治・大正以前に発行された書籍は(1)に分類されて自由に閲覧できる。昭和以降のものは(2)(3)の何れかだ。昭和初期のものは著作権の保護期間が経過していると思われるが、(1)になっていないものが多数ある。著作権保護については公開後も見直しが行われており、(1)だった資料が(3)に変更されたりしている。

また、明治・大正以前のものであっても、昭和以降に復刻・再刊された書籍は(2)(3)の取扱のようだ。

もちろん、デジタル化されていない資料は多数ある。とはいえ、個人送信の開始により自宅PCから閲覧できる書籍が多数ある。まことに嬉しい。

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(作製 2022.07.09、更新 2024.03.05)