
睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者は、日中の眠気が強く居眠り運転を起こしがちとなり、注意力散漫や突然の眠気、疲労感があり大きなミスをしたり交通事故を起こすとされています。これは、睡眠不足になっているため日中は眠気が襲ってくるようになります。睡眠不足による疲労感と眠気により集中力の低下、注意力散漫、活力、判断力、記憶力などの低下がおこります。居眠り運転による交通事故や重大事故にもつながります。
米バージニア州の運転記録による実態調査

SAS患者は健常者より交通事故率が高い
Findley L :Am Rev Respir Dis 140:529 (1989)
また、同様の調査結果は、米国、カナダ、スペインなどから多数報告されています。 |