6月のkimochi 〜2000〜

 

6月 最初の日
昨日降った雨の滴が
朝の太陽に照らされて
草の上できらきらと輝いていた
まるで君と僕の未来のように…
               6/1はれ

 

 

 

 

 

 

 

  ありがとう その一言を
  自然に言える人ってすばらしいよね
  ありがとう 僕もこの一言を
  上着のポケットへしまっておこう
  どんな時でもすぐに取り出せるようにね
                   6/2はれ
自分の思いのままに
生きていくことが出来たら
どんなにいいだろう
自分が自分らしく生きること
それはとても大切なことだよね
              6/3くもり

 

 

 

 

 

 

  休日の朝早く
  ぬけるような青空に
  二本のヒコーキ雲
  まるで二人仲良く
  デートをしているように
  まっすぐに西の空へ続いていた
              6/4はれ
ヒメジオンの花のベットで
一匹のてんとう虫が
気持ちよさそうに眠っていた
白い花びら 黄色いシーツ
きっといい夢見ているんだろうな…
               6/5はれ

 

 

 

 

 

  清き水の流れ
  たくさんのホタルに
  見守られて
  君と永遠の愛を誓う
  ゆっくりと流れる
  時を感じながら…
          6/6はれ
君の気持ちが
つらくせつない時には
この広い青空に話すといい
きっときっとやさしく
君をつつんでくれるから…
           6/7はれ

 

 

 

 

 

  人間 時には
  思いこみも必要だよね
  思いこみは僕に力をくれる
  何でもやれそうな
  強い気持ちをくれる
            6/8はれのちくもり
雨の季節がやってきた
あじさいの花とかたつむりが
とってもよく似合う
長く切ない雨の季節が…
         6/9あめのちくもり

 

 

 

 

 

 

  たとえゆっくりでもいい
  しっかりと前に進もう
  あの紫陽花の上の
  かたつむりのように
  一歩 また 一歩…
          6/10くもりのちあめ
時にはやさしく
時には激しく
僕の心をいやす
ピアノの調べのように
雨が降る
      6/11あめのちくもり

 

 

 

 

 

 

  一日にひとつでいいから
  君が素敵って思える
  何かを探そう
  きっと君の心が
  明るく輝き始めるから…
          6/12くもりのちあめ
今日の雨は
まるで君の涙のよう
元気を出して
僕がそっと
抱きしめてあげるから…
       6/13くもりのちあめ

 

 

 

 

 

 

  咲き始めの紫陽花の花は
  まるで夏の花火のよう
  小さな花が ひとつまたひとつ
  僕の心を元気付けるように咲くから…
               6/14くもりのちはれ
どんなときも
上を向いて
胸をはって
歩いていこう
あの青空に向かって…
           6/15はれ

 

 

 

 

 

 

  人は皆 誰でも
  いつかは死ぬときが来る
  そのときのために
  今を一生懸命生きよう
  悔いなきように
        6/16はれ
雨にぬれるゆりの花は
どうしてあんなにも美しいのだろう
純白の花びらに水玉の輝き
僕の心をとらえて離さない君のように…
               6/17あめ

 

 

 

 

 

 

 

  ひとつの夢を二人でかなえよう
  君と僕 ふたりならなんだって出来る
  どんな山だって乗り越えられる
  君と一緒なら…
                6/18はれ
どんなことも
楽しんでやれる君が好き
どんなときも
前向きでいられる君が好き…
            6/19はれ

 

 

 

 

 

 

 

  高く 高く 舞い上がれ
  僕のこころの紙ヒコーキ
  この広い広い青空を飛び越えて
  君のこころの中まで飛んでゆけ…
                6/20はれ
君の夢はなに?
どんなことでもいい 夢を持とうよ
夢を持つとね 
きっと目の前が明るくなるよ
見るものすべてが輝き始めるよ
            6/21くもり

 

 

 

 

 

 

  君の誕生日が来るたびに
  僕はあの日のことを思い出す
  君がぎゅっと握りしめた手の力と
  君が僕にくれた ありがとうの言葉を…
                6/22くもりのちあめ
子供の頃に誰もが持っていた
信じる心を君はなくしていないかい
純粋な心を君はなくしていないかい
君の大切な二つの宝物を…
            6/23あめのちくもり

 

 

 

 

 

 

 

  君は自分のことが好きかい
  毎日一緒に暮らしている自分
  毎日一生懸命頑張っている自分を
  愛し好きになろうよ
  自分のために…
           6/24はれ時々くもり
雨は緑を生き返らせてくれる
雨は暑さで疲れた僕の心と体を
生き返らせてくれる
優しいピアノの調べにのせて…
              6/25あめ

 

 

 

 

 

 

 

  雨の日の白い紫陽花の花を見ていると
  僕はとても幸せな気持ちになる
  ひとつひとつの小さな花が
  まるでたくさんの子供たちの笑顔のように
  僕をあたたかい心でつつんでくれるから…
                 6/26あめ時々くもり
僕は自然のままの君が好き
僕は今のままの君が好き
少しの欠点なんかかまわない
それ以上に君は素敵な人だから…
           6/27あめ時々くもり

 

 

 

 

 

  時々ふっと思うことがある
  君をやさしく抱きしめて
  君のぬくもりをそっと感じて
  美しいメロディーにつつみこまれたいなって…
                  6/28くもりのちはれ
雨上がり夕方のさんぽみち
道端に咲く小さな花とアオイトトンボが
僕が来るのを待っていてくれました
いつもとかわらぬ元気な笑顔で…
              6/29あめのちくもり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月最後の日
ほんの少しだけど
はずかしがりやの青空さんに会えた
明日はきっといい日になるかな…
              6/30くもりのちはれ

 

 

 

 

 

 

 

 

B.G.M 「黄昏の恋人たち」 須釜俊一

image 「あじさい」 pyonta


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