9月のkimochi 〜2000〜

 

 

わらのとんがり帽子が 僕の心に
幼き頃の想い出を届けてくれる
すごく すごく 好きだった
あの 優しい笑顔とともに…
              9/1くもりのちはれ

 

 

 

 

 

 

 

  夏の終わりを告げる雷の音が
  僕の心に激しく鳴り響く
  君を失いたくない
  ほんの少しでいい 僕に勇気を…
             9/2くもり一時雷雨
 
透き通るほどの青い空と
街を吹きぬける秋の風が
僕にやすらぎを与えてくれる
君の心を想う余裕を与えてくれる
               9/3はれ

 

 

 

 

 

 

  優しい秋の夜風に吹かれて
  虫たちの合唱会が始まった
  君と僕 二人だけの観客
  静かに寄り添って… いつまでも…
                 9/4はれ
 
さわやかな秋の風にのって
この広く青い空を飛びまわりたい
君と二人で手をつないで
自由に思いきりこの空を飛びまわりたい
             9/5くもりのちはれ

 

 

 

 

 

 

  秋の夜は君と二人で
  夢を語り合うのにちょうどいい
  たくさんの星たちにかこまれて
  素直な心で語り合うのにちょうどいい
                  9/6はれ
 
時には全力で走ってみよう
ほほに風を感じて 思いきり走ってみると
君のこころの中に自信が生まれてくるよ
きっと何かが変わっていくような気がするよ
                   9/7はれ

 

 

 

 

 

 

  夢を追いかけるのならば
  やり遂げようとする気持ちを
  強くもたなければいけない
  自分は絶対出来るんだっていう
  強い 強い 気持ちをね
             9/8くもり時々あめ
 
バスのここちよい揺れを
身体中に感じながら
窓の外の景色をながめる
深く深く心のやすらぎを感じながら…
             9/9くもりのちはれ

 

 

 

 

 

 

  渓流を下る一艘の船は
  人の一生にどこか似ているね
  時には激流にのみこまれたり
  時には穏やかな流れにつつまれたり
  人はそれを乗り越えて生きていくんだよね
                  9/10はれ
 
空が泣いている
まるで夏の悲しみを
すべて はきだすように
大粒の涙を流して泣いている
            9/11あめ

 

 

 

 

 

 

  人はみな 自分以外の誰かの
  おかげで 生きている
  人として 生きるために
  それだけは絶対 忘れちゃいけないよ
                   9/12あめ
 
自分のことをなにもかもすべて
わかっていてくれる人が
そばにいるということは
とても心強いよね とても幸せだよね
                9/13はれ

 

 

 

 

 

 

  自分のすべてを出しきって
  何かをやり遂げた時って
  とても気持ちいいよね
  自分が少しだけ大きくなれたような
  そんな気がするよね
                 9/14くもり
 
二十世紀最後の聖火がともされた
世界中のすべての人達が平和に
たくさんの笑顔につつまれるように
願いをこめながら 夜の闇に
真っ赤な聖火がともされた…
         9/15はれのちくもり一時あめ

 

 

 

 

 

  どしゃ降りの雨の中を
  君の街まで 車ではしる
  僕の心にやさしさと笑顔の素を補充しながら
  君の街までゆっくりと車ではしる…
                  9/16あめ
 
真っ青な秋晴れの空の下
子供達の元気な声が響きわたる
精一杯走って 精一杯力を出して
さわやかな風が僕の頬をそっとなでていく…
                9/17はれ

 

 

 

 

 

 

  君の明るさは僕を救う
  僕がどんなにおちこんでいても
  君の笑顔と明るいこころに会えば
  僕は元気になれる ありがとう 君へ…
                  9/18はれ
 
秋のやさしい夜風に吹かれて
ひっそりと空を眺める月見草の花
届かぬ君への想いを
そっと胸の奥にひめながらいつまでも…
                9/19はれ

 

 

 

 

 

 

 

  君は朝露の美しさを知っているかい
  朝さわやかに輝く太陽の光を浴びて
  緑の草の上に光るたくさんの小さな水玉
  まるで宝石をちりばめたようにとても美しいよ
                      9/20はれ
 
チュンチュンチュン ピピピピピィ
すずめの学校が 今はじまった
涼しい風が吹き始めた 秋の夕暮れ
すずめたちが すごく楽しそうに
思いきり 広い空をかけまわっていた
                9/21はれ

 

 

 

 

 

 

  君が流した悔し涙を僕は一生忘れない
  君が長い間苦しみに耐え努力したこと
  僕はちゃんと知っているよ
  君は心の金メダル
  誰よりも強い心の金メダル…
               9/22はれのちくもり
 
今日のこの激しい雨もいつかは上がる
暗い暗い闇のような夜もいつかは明ける
人生だって同じこと たとえ今が辛くても
きっと幸せはやってくる 君のもとへとやってくる
                     9/23あめ

 

 

 

 

 

 

  二人で耐えた苦しい日々
  君を信じて 自分を信じて
  ひたすら走りつづける苦難の道
  きっといつかはかなう君の夢に向かって…
                    9/24はれ
 
世界中の人達の心がありがとうで
いっぱいになったらどんなにいいだろう
世界中がやさしさと思いやりの心につつまれて
この世のすべての争いがなくなればどんなにいいだろう
                       9/25はれ

 

 

 

 

 

 

  ほんの少し肌寒い 秋の夕暮れ
  楽しそうに飛びまわる赤とんぼ
  ほほに風を感じながら眺める夕焼け空
  ふと 思い出すあの日の君…
                  9/26はれ
 
彼岸花さんってきっと寂しがりやなんだよね
だってぜったいひとりじゃ咲いていないものね
いつもたくさんの友達といっしょにいて…
なんだか 君によく似ているね
                   9/27はれ

 

 

 

 

 

 

  そっと静かに まるで眠るように
  天国へ行ってしまった僕の大切な君
  君がこの9年間にくれた たくさんの思い出を
  僕は大切に大切に胸に抱いて生きていくからね
  ありがとう そして さようなら 僕の愛しい君…
                         9/28はれ
 
君はいつまで悲しんでいるの
僕はそんな君の姿なんか見たくない
はやく立ち直っておくれ
僕は君の君の笑顔が見たいんだ…
           9/29くもりのちはれ

 

 

 

 

 

 

 

 

腕が痛くなるほど思いっきり力をこめて
長く太い綱を勢いよく引っ張った
君の心を少しでも僕のほうに振り向けたい
そう思いながら僕は力いっぱい綱を引っ張った
                9/30くもりのちあめ

 

 

 

 

 

 

 

 

B.G.M 「天使の休日」 須釜俊一 作曲 AI

image 「こすもす」 pyonta


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