9月のkimochi 〜1999〜

  月明かりのなか 静かに
  ひっそりと咲いている 月見草の花
  僕に さりげない やさしさを
  おしえてくれる あなたのような花   9/1くもり時々あめ
                
稲刈りあとに残るわらのにおい
僕を少年時代へとつれもどす
なにも考えずに 無心で
追いかけっこをしていたあの頃に    9/2くもり

 

 

 

 

 

  僕の前ではいつもの強い君でいなくていいよ
  もっと素直に泣けばいい
  もっと素直に甘えればいい
  僕が君のすべてをうけとめてあげるから
                     9/3くもりのちあめ
 
笑顔の君 泣き顔の君
怒り顔の君 すねた顔の君
楽しそうな君 悲しそうな君
どの君も僕にとって とても大切な人
                    9/4あめのちくもり

 

 

 

 

 

 

  ぬけるような9月の青い空に
  ひとすじの ひこうき雲が
  まっすぐに のびていく
  まるで君を想う僕の気持ちのように
                   9/5はれ
 
いつも一人で頑張っている君がいる
いつも一人で突っ走っている君がいる
でも もし君の心とからだがつかれたら
いつでもおいで 僕の腕の中へ
ゆっくりと休ませてあげるから   9/6くもりのちあめ

 

 

 

 

 

 

  9月の雨はとても優しくふるよね
  いつもうつくしいきれいな声で
  秋の調べを奏でている虫たちを
  思いやってふっているのだろうか
                    9/7あめ時々くもり
 
道路の片隅 アスファルトの
割れ目に咲く 小さな白い花
こんなにも小さくてかわいい花なのに
生きる力は誰にも負けていないんだね
                   9/8はれ

 

 

 

 

 

 

  仕事がえりの交差点
  赤信号の向こうに 夕暮れの山
  疲れた 今日はとても疲れた
  早く君にあいたい 早く君の顔がみたいよ
                     9/9はれ
 
君がわらっている
いつもとかわらぬ笑顔でわらっている
僕はしあわせ
君の笑顔を見ている今がとてもしあわせ
                      9/10はれ

 

 

 

 

 

  海の青
  芝生の緑
  さわやかな風
  そこに寝そべる僕がいる
               9/11はれ
 
いくえにもかさなる山々 どこまでもつづく広い海
それにくらべて人間は なんて小さいものなんだろう
小さなことで クヨクヨ悩んでいる
自分がとても 馬鹿らしくなるよね     
                9/12はれ

 

 

 

 

 

 

  雨にけむる わらの家を見ていると
  なぜだか 幼き日のことを思い出す
  はじめて 「好き」 という感情が
  あふれてきた あの日のことを
                  9/13くもりのちあめ
 
激しくふる雨の合間をぬって
虫たちが一生懸命にないている
恋するという気持ちは
なににも負けないものなのだろうか
                9/14あめ

 

 

 

 

 

 

  あらしが去ったあとには
  君がいつも 会いにきてくれる
  あたたかく優しい心とさわやかな笑顔を
  もって 会いにきてくれる
                  9/15あめのちくもり
 
ぼんやりと外の雨をながめていると
僕の頭の中は君でいっぱいになる
せつなくふる雨音のB.G.Mが
僕の心をセンチメンタルにするのだろうか
                    9/16あめのちくもり

 

 

 

 

 

 

  僕のなにげない一言で
  君をふかく傷つけてしまった
  言葉の重さ それは
  僕にとってとてつもなく重いものだ
              9/17くもりのちはれ
 
言葉があるから人は楽しくなれる
言葉があるから人は友達になれる
言葉があるから人は愛しあえる
でも 時に言葉は人を傷つける
                9/18くもりのちあめ

 

 

 

 

 

  うっそうとおいしげる草たちの中に
  ぽつんと咲いている一輪の花を見つけました
  毎日忙しく生きている僕たちに
  やすらぎとやさしさを与えてくれる花を…
                       9/19はれ
 
さよならはどうしてこんなにつらいんだろう
またすぐに君に会えるとわかっているのに
いつでも君の声を聞けるとわかっているのに
どうしてさよならはこんなにつらいんだろう
                    9/20くもり

 

 

 

 

 

 

  突然ふりだした雨の中
  君の肩を抱いて車まで走る
  君が少しでも雨にぬれない様に
  君を守りながら僕は走る
               9/21くもり時々あめ
 
君の胸のぬくもりをかんじた日
僕の心はとても安らぎおだやかになる
このままずっと君の胸の中でねむっていたい
このまま時が止まってしまえばどんなにいいだろう
                        9/22くもり時々あめ

 

 

 

 

 

 

  雨上がり 夕方の散歩道
  すすきの穂が気持ちよさそうに風にゆれていた
  明日は十五夜
  あのまんまるなお月様にまた会えるかな
                     9/23あめのちくもり
 
台風が去っていった夜
ほんのすこしだけど
まんまるなお月様に会えた
いつもとおなじかわらぬ笑顔を
僕にみせてくれた
               9/24あめのちくもり

 

 

 

 

 

  雲ひとつない 青い空の下
  子供たちの歓声がひびきわたる
  無心に一生懸命走る子供たち
  どの子もみんな光り輝いているよね
                    9/25はれ
 
永遠の愛を誓い合った二人
いま目の前で皆からの祝福を受けている
二人だけで大事に育ててきた愛
結婚はゴールではなくスタートだからね
                   9/26はれ

 

 

 

 

 

 

  緑の小道にそっとよりそうように
  咲いている曼珠沙華の赤い花
  秋の到来を僕たちにしらせてくれる
  どこかすこし寂しげな赤い花
                  9/27はれ
 
いつもとかわらぬ平凡な一日
いつものように目覚めて
いつものように仕事をして
いつものように君の声を聞く
平凡ってとても幸せなことかもしれないね
               9/28はれ

 

 

 

 

 

  君は僕のことを
  あたたかい人だという
  僕は君のことを
  つよい人だと思う
  僕はそんな君のことが大好きだ    9/29はれ
 
君からの電話のベル
僕の心は高鳴る
君の声が聞こえる
僕の心はとてもやすらかになる
              9/30はれ

 

 

 

 

 

 

B.G.M 「天使の休日」 須釜俊一 作曲 AI 

Image   Misako  


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