4月のKimochi 〜2001〜

 

朝の少しひんやりとした風を感じながら
僕はひとり京都の街をゆっくり歩く
ふと見上げた大きな枝垂桜の美しさが
なぜか僕に遠き日の君の姿を思い出させる…
                    4/1はれ

 

 

 

 

 

 

 

  さぁ 行こう
  たくさんの出会いが君を待っている
  春は出会いとチャンスの季節
  新しい自分を僕と一緒に見つけに行こうよ
                     4/2はれ
 
ひとつの偶然が
とってもうれしい時がある
君と僕 どこかで
つながっているのかもしれないね
              4/3くもり

 

 

 

 

 

 

 

  素直にありがとうって言える
  自然にありがとうって言える
  そんなやさしさをいつまでも
  いつまでも持ちつづけてほしい 君に…
                     4/4はれ
 
夕方の青空にうかぶ月を見ていた
すみわたるような空の青に負けずに
白く美しく輝いている月
まるで僕の心の中の君のように…
                 4/5はれ

 

 

 

 

 

 

  人生なんて
  いつもいいことばかりとは限らない
  つらいことがあるから人は大きくなれる
  一緒に歩こう これからもずっと…
                     4/6はれ
 
東の空高くに光る満月
その月明かりに照らされて
夜の桜たちが美しく輝いている
一気に暖かくなった春を楽しむように
                  4/7はれ

 

 

 

 

 

 

  この満開の桜の花のように
  すべての人の心にやさしさを
  あたえることが出来るなら
  どんなにいいだろう
              4/8はれ
 
あの日 君にもらった
チューリップの花たちが
春のあたたかい陽射しをあびて
美しく元気よく咲いている
まるで今の僕を勇気付けてくれるように
                  4/9はれ

 

 

 

 

 

 

  そっと目を閉じて
  頬に太陽のぬくもりを感じてみよう
  そっと目を閉じて
  美しい花の香りを感じてみよう
  君の大切な何かが見つかるかもしれないよ
                      4/10はれ
 
朝露の光の中で
ゆっくり休んでいる
赤いてんとう虫を見つけた
僕はおこさないように
そっとその場をはなれた…
             4/11はれ

 

 

 

 

 

 

  静かに静かにふる4月の雨が
  この世のすべての色を美しく甦らせる
  色とりどりの花 木々の新緑
  そして 僕の心までも…
                4/12あめのちくもり
 
人はみな誰でも心にさみしさを
抱いて生きているのかもしれない
どんなに強くみえる人だって
きっと…
              4/13はれ

 

 

 

 

 

 

  あんなに美しかった桜の花が
  春のつめたい風に吹かれて
  惜しげもなく散っていく
  この散り際の美しさ僕にも…
                 4/14はれ
 
子供の頃
なんでもないガラクタが
僕たちの宝物であったように
君とのたわいもない会話が
今の僕の宝物なんだよ…
             4/15はれ

 

 

 

 

 

  時々ふと立ち止まって
  足元に広がる世界をみてごらん
  たくさんのちいさな花たちが
  たくさんのちいさな虫たちが
  一生懸命がんばって生きているよ
                  4/16はれ
 
君にとっての一日ってなに
精一杯がんばって過ごしても一日
ぼんやりと過ごしても一日
大切なのは
自分らしく生きられたかってことかもね
                 4/17はれ

 

 

 

 

 

 

  とてもちっぽけな自分がいて
  とても小さなことしか出来ない自分がいて
  でもそれを精一杯やっている自分がいて
  がんばれ自分 負けるな自分…
                    4/18くもり
 
チャンスを逃がさないで
自分のために自分を信じてやってみようよ
失敗したっていいじゃない
そこからまた新しい何かが生まれるから
                   4/19はれ

 

 

 

 

 

 

  君がそばにいてくれるから
  僕は頑張れるのかもしれない
  どんなに辛く苦しくても
  君のためだから頑張れるのかもしれない
                     4/20はれ
 
時にはゆっくり花を見つめてみよう
時にはのんびり空を見上げてみよう
きっと君のこころが軽くなるよ
今まで見えなかった何かがきっと見えてくるよ
                 4/21くもりのちあめ

 

 

 

 

 

 

  潮の香り漂う防波堤で
  ひとり静かに海にうかぶ船を見つめる
  頬に風を感じ ゆっくりと流れる時を感じ
  僕は僕の中の君への思いをそっと胸に確かめる
                      4/22はれ
 
見渡すかぎりのれんげ畑の中で
思いっきり両手両足をのばして眠りたい
大きな青い空とふりそそぐ太陽の光につつまれて
いつまでもいつまでも君とゆっくりと眠りたい
                     4/23はれ

 

 

 

 

 

 

  君がいるだけで
  僕のこころが踊り出す
  そんな君に出会えたこと
  僕は幸せに思う
             4/24くもり一時あめ
 
なんでもいい
決まったことなら
楽しんでやろうよ
それが一番だよね
         4/25くもりのちはれ

 

 

 

 

 

 

 

  自分の苦手から逃げないで
  ほんのすこしの勇気が
  きっと君を大きく変える
             4/26はれ
 
人って自分が思うより
ずっと強いものなのかもしれないよ
だから逃げないで向かい風に立ち向かおう
君なら きっと大丈夫
                4/27はれ

 

 

 

 

 

 

 

  水の張られた田んぼに
  かえるたちが帰ってきた
  早く聴きに行きたいな
  かえるたちの合唱会
             4/28はれ
 
休日の朝早く
流す汗の感覚が気持ちいい
風を感じて走るその感覚が気持ちいい
素敵な一日に乾杯
             4/29くもりのちあめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界中にたくさんの
苦しみを抱かえて
生きている人達がいる
僕たちはもっとそれを知るべきだね
               4/30はれ

 

 

 

 

 

 

B.G.M 「 明日を」 須釜俊一

Image 「桜とたんぽぽ」ぴょん太


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