5月のkimochi 〜2001〜

 

光さす緑の木々の中で
僕はそっと静かに目を閉じる
新しい緑の香りが僕をつつみこむ
まるで君がすぐそばにいるように
そっとやさしく僕をつつんでくれる
               5/1くもり

 

 

 

 

 

 

 

  緑の苗が整然と植えられた水田に雨が降る
  降り落ちる雨粒が作り出す無数の円
  緑の水面に落ちる雨の音
  僕の心すべてを優しく包んでくれる五月の雨
                    5/2くもりのちあめ
 
ひとりひとりの小さな願いが
ひとつの大きな願いを生み出す
ひとりひとりの小さな思いが
今の世の中を大きく変える
              5/3くもり

 

 

 

 

 

 

  今日一日をこころの休日にしよう
  自分の好きな風景を見ながら
  自分の好きな音楽を聴いて
  何もせず何も考えずゆっくり過ごそう
                     5/4はれ
 
子のさりげない優しさにふれたとき
親は涙が出るほどうれしくなる
今日は子供の日
子供達の成長に心から感謝しよう
            5/5はれ時々くもり

 

 

 

 

 

 

 

  一匹のてんとう虫が
  緑の葉先から飛び立つように
  僕達は静かに動き出した
  たくさんの不安と期待を抱えながら
                5/6くもり時々はれ
 
どんな困難にでもぶつかっていける
そんな君が好き
いつもいつの時も前を向いて歩いていける
そんな君が僕は好き
              5/7くもりのちあめ

 

 

 

 

 

 

  たくさんの人のこころが
  一緒になって進んでいける
  そんな世界がやってくるといいな
  戦争のない いがみあいのない
  そんな世界がやってくるといいな
               5/8くもりのちあめ
 
美しいつつじの花にかこまれて
ひとつの新しい命が誕生した
いろとりどりの光につつまれて
君は今 大空へ旅立つ
              5/9はれ

 

 

 

 

 

 

  今日のさわやかな風にのって
  青い空を飛び回れたら
  どんなに気持ちいいだろう
  あの綿毛のたんぽぽにつかまって
  大空高く君と一緒に飛びたいな
               5/10はれ
 
子供の頃 必死で探した
四つ葉のクローバーを
夕暮れの堤防で探してみた
風に揺れる たくさんの
しろつめくさに見守られながら…
              5/11はれ

 

 

 

 

 

  ピンク色したシャクヤクの花が
  さわやかな初夏の風にゆれていた
  どこからかピアノの音がきこえてくる
  のどかなのどかな土曜の午後
                 5/12はれ
 
「おかあさん ありがとう」
心の中ではいつもつぶやいているのに
なかなか口に出して言えない言葉
今日は少しだけ勇気を出して言ってみようかな
                    5/13はれ

 

 

 

 

 

 

  山ってなんだかとても不思議
  近くにいけばいくほど
  心がおだやかにやすらかになるんだよね
  君もそう思わないかい
                     5/14くもり
 
月明かりの下
美しく光る
しゃくなげの花
まるで君のように…
       5/15くもり時々はれ

 

 

 

 

 

 

  君にとって
  いま一番大切なものって何
  僕はね僕のそばにいつもいてくれる君なんだ
  だから僕はその君のために
  ずっとずっと生きていこうと思うんだ…
                       5/16はれ
 
人って意外になんでも出来るもんなんだよね
自分には出来ないなんて思ってちゃだめ
何でもいいから興味を持ったらやってみよう
きっと新しい自分が見つかるはずだから…
                    5/17はれ

 

 

 

 

 

 

  頭を上げてまわりを見てごらん
  君はひとりなんかじゃない
  みんなが助けてくれる
  さあ一緒に進もう 明日に向かって…
                   5/18くもり
 
君にはいつも笑っていて欲しいから
だから僕は君のために
君の好きなことをいっぱいしてあげる
               5/19はれ

  

 

 

 

 

 

 

  大きな夕日を見ていると
  僕の中に勇気がわいてくるのは何故だろう
  不思議だよね
                   5/20はれ
 
君ががんばっていることは
僕がたくさん知っているよ
人のことなんか気にしないで
僕がずっとそばにいてあげるから…
                5/21くもり

 

 

 

 

 

 

 

  僕のこころに降る雨の音が
  僕をはるか夢の世界へつれていってくれる
  そっと目を閉じて君を想う
  僕はしあわせになる
                    5/22あめ
 
君が嬉しかった時に一緒に喜んでくれたのは誰
君が苦しみの時に一生懸命元気付けてくれたのは誰
思い出してごらんあの時を
見るものすべてが輝いていたあの時を…
                      5/23あめ

 

 

 

 

 

 

  わがままかもしれないけど
  僕のまわりの人達には
  みんなしあわせになってほしい
  みんな笑顔でいてほしい
               5/24あめのちくもり
 
君の中に信じる心があるかぎり
君はきっと立ち直れる
そっとまわりを見てごらん
みんなの笑顔が君を待っているよ
               5/25はれ

 

 

 

 

 

 

 

  空を真っ黒におおう雲
  その雲間から射しこむ光のような
  君の心の笑顔を感じたい
  いつまでも いつまでも…
                 5/26くもり
 
君の顔を見ると何故かほっとする
そんな君に出会えた僕はとても幸せ者
たとえどんな苦労が来ようとも
僕はとっても幸せ者
             5/27あめのちくもり

 

 

 

 

 

 

  人はたくさんの喜びと
  悲しみを通りぬけて生きていく
  ひとつの喜びが君に感謝の心を教え
  ひとつの悲しみが君にやさしさを教える
  世の中のすべての出来事は君のためにある
                       5/28はれ
 
人生 たまには
あともどりしたっていいじゃない
人間走り続けてばかりじゃいつか倒れてしまうよ
時にはゆっくり休んでまた強く歩き出せばいい
                      5/29はれ

 

 

 

 

 

 

  自分だけが不幸だなんて思っちゃだめ
  君にはたくさんの友がいるじゃない
  君のことを心配してくれる友がいるじゃない
  それってこの世で一番幸せなことだよね
                    5/30くもりのちあめ
 
夜の風がここちいい
久しぶりに見た月も笑っている
のんびりと ゆっくりと 生きていこう
自分自身のために…
               5/31あめのちくもり

 

 

 

 

 

B.G.M 「 息吹」 須釜俊一

Image 「しろつめくさと新緑」ぴょん太


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