1. 鈴鹿山脈/登山日記

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  • 近江鉄道沿線名勝之栞

近江鉄道沿線の鳥瞰図。近江デジタル歴史街道にデジタル化資料として収録

鳥瞰図裏面の「案内記発刊の辞」は昭和3年5月付。同資料では著者を新美南果としているが、滋賀県図書館の検索結果では著者欄は空白。幾つかの鳥瞰図にある南果の署名とは異なる。また、鳥瞰図の左端下部には凸版印刷株式会社印刷とある。

琵琶湖上空から東方を見た構図。左端に伊吹山。そして近江鉄道の背後に、霊仙山、鍋尻山、日本コバ、綿向山、鈴鹿峠が並ぶ。鍋尻山に近江高天原とあること、天理教協会が3ヶ所に、また日本コバ近くに寺坂吉右衛門ノ墓(赤穂浪士)が書き込まれていることは時節というものか。鳥瞰図としては極端な強調がなく、全体に上品な色彩で好ましく思う。(作成 2016-06-26)

  • 三岐鉄道沿線案内

鳥瞰図。藤原岳、竜ヶ岳、宇賀渓を背景とした三岐鉄道沿線のもの。個人サイト:三岐鉄道車輛大図鑑「きまぐれ日記」が公開しておられる。三岐鉄道の五十年史にも掲載されているが、こちらの方が鮮明で良い。

発行時期は三岐鉄道開業時とのこと。絵師は新美南果。名古屋大津町澤田文精社印刷とある。

桜と紅葉を派手な色彩で同時に描いた鳥瞰図らしい一枚。宇賀渓や藤原岳には登山道があるが竜ヶ岳にはなく、裏面にも竜ヶ岳の解説はなし。治田峠道には鉱山の記号が見える。平野部には、西藤原から関ヶ原、木ノ本への鉄道延伸だけでなく、保々から四日市港への計画も書き込まれている。沿線のつつじ山、躑躅ヶ丘、寺山遊園地などのことを聞かないが、開発や植林で消滅したのか気に懸かる。

同ページには宇賀渓パンフレットなど多数ある。また、藤原大スキー場御案内! も。(作成 2016-06-26)

  • 関西随一の仙境伊勢湯の山温泉御案内

湯の山温泉の鳥瞰図。Web地図の資料館が公開している吉田初三郎の鳥瞰図のうちの一枚。事情があるのだろうが、ちょっと見難い。

発行時期は「昭和11年頃」とある。手元資料では裏面解説に伊勢電鉄の名称があるので、1931年(昭和6)~1936年(昭和11)には違いない。鳥瞰図左端に「著作権並び版権所有者 京都市東山祇園神社南門前 吉田初三郎」とある。

湯の山温泉の鳥瞰図は、新美南家と出口対石が作画した四日市鉄道時代のものを承知しているが、新しい吉田初三郎の鳥瞰図は湯の山温泉が詳細に描かれているものの、温泉周辺や背後の御在所岳・鎌ヶ岳の情報は少ない。(作成 2016-06-26)

  • 観光と産業の八日市

八日市市の鳥瞰図。近江デジタル歴史街道にデジタル化資料として収録

発行時期は八日市市の成立が昭和29年なので、それ以降となる。「京都市中京区河原町三条 六曜社作製、吉田朝彦」とあるので、作者は二代目初三郎、吉田朝太郎。

中央に八日市市と太郎坊宮、延命公園、瓦屋寺が、背景に琵琶湖が描かれ、右端の鈴鹿山脈には日本コバ、永源寺、愛知川ダムなどが見える。(作成 2016-12-14)