1. 鈴鹿山脈/登山日記

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  4. ガイドブック(鈴鹿を含むもの)
  • 日本山嶽志

文献調査により成った膨大な山岳事典。

鈴鹿山脈周辺は本編・補遺に、伊吹山(P310P594)、養老山塊5山(P438)、鈴鹿山塊25山(P315P505)の記述がある。鈴鹿には正体不明の山が混じり込んでおり、暇があれば詮索してみたいところ。

国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧。(作成 2013-06-15)

  • 山岳巡礼

「登山の案内として、役立たせやうと思い、昨年大阪毎日新聞の紙上紀行欄に掲載したものの内、参考となるべきものを加え・・」とあるガイドブック。著者は大阪毎日新聞社の写真部長を勤めた人とのことだが、新聞掲載時に添えられていたであろう写真は本書に見当たらない。

鈴鹿に関しては、「霊仙岳及び伊吹山」があり、名物の清太さんが登場する。登山日は不明だが、朝八時半に醒ヶ井駅を出発。醒ヶ井養鱒場、榑ヶ畑経由で登り、漆ヶ滝へ降りて上丹生に17時50分に到着している。池や霊仙寺の話など面白いが、村役場の好意で昼飯を食う辺り、今も昔も新聞に係わる者の習性は変わらぬらしい。

国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧。(作成 2012-11-15)

  • 三重の山水を廻りて

三重県内のガイドブック。「発掘街道の文学」では、「愛用車で1年かけて県内を一周し、・・・・ 大正版三重風土記といってもよい。」と紹介されている。(志水雅明『発掘街道の文学:四日市・楠編』2004、伊勢新聞社)

66項の章立てのうち鈴鹿の山登りは、石大神、鈴鹿越、湯の山(菰野鉱泉)、羽黒山と鶏足山、藤原が嶽、御在所嶽・鎌嶽、釈迦ヶ嶽の7項目。

形容語が過剰で、今や正体不明の記載があるが、大正期の雰囲気を感じられる。また、鈴鹿以外も錫杖ヶ岳から高見山、大杉谷、大薹が原山など多数。国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧。(作成 2012-09-23)

  • 近畿の登山

六甲山周辺から伊吹山までの山域のガイドブック。おまけに富士山あり。鈴鹿と伊吹山が「江勢の連峰」に収録されているが、霊仙山・伊吹山以外の11山は合計3ページに押し込まれ、他山域に比べると内容が薄い。

霊仙山の山頂部の記述や、伊吹山の夜間登山の賑わい(伊吹山夜行)が興味深い。曰く「伊吹山は晝よりも、夜に多く登られる。」

なお、伊吹山の夜間登山は、河東秉五郎(碧梧桐)の「日本の山水」(1915)に伊吹山の項がある。国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧。(作成 2013-06-15)

  • 近畿の山と谷

  • 時間記録と費用概算

「近畿の山と谷」の初版。収録山域は目次のとおり。「鈴鹿山系」は74ページ分ある。

実際に歩かれた記録がベースになっているが、地名の採名は不十分なようで、現在の登山地図を前提で読むと理解不能なルートがある。巻末地図を参照すべし。鈴鹿山系の収録項目は次のとおり。

国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧。(作成 2013-06-23)

  • 新版 近畿の山と谷

  • 編者:住友山岳会
  • 発行:朋文堂
  • 1941(S16) 508p B6 書誌

収録山域は「鈴鹿」から始まる。63ページを割いており分量的にも多い。

紹介されている登山ルートは、炭焼きなどの道を使った近江側のものが中心である。この時代でも、炭焼きが仕事を引き上げれば、その道は数年で草に没してしまうため、道が不安定であることが述べられている。鈴鹿の収録項目は次のとおり。

  • 霊仙山とその付近    三國岳とその付近
  • お池岳とその付近    藤原岳とその付近
  • 龍ヶ岳とその付近    八風峠とその付近
  • 釈迦ヶ岳とその付近   銚子ヶ口とその付近
  • 日本コバ        愛知川の谷々
  • 雨乞岳とその付近    綿向山
  • 御在所岳とその付近   鎌ヶ岳とその付近
  • 仙ヶ岳とその付近

冒頭の「再改訂増補版序言」には「初版から9カ年」と記されている。鈴鹿市図書館にて閲覧。(作成 2002-02-09)

  • 関西の山 300コース

  • 編者:日本登山協会
  • 発行:山と渓谷社
  • 1964 (S39) 288p B6 書誌

収録範囲は、北陸(白山)・鈴鹿から、中国山地中部・大山・四国東部の山まで。美濃や伊勢は含まれていない。

鈴鹿の執筆者は、山口昭二、山口温。鈴鹿山域の概観と、関西を出発地とした次のルートが紹介されている。「非常の際には炭焼小屋を利用させてもらえるが、その際のエチケットは充分心がけたいものである。」との記載に時代を感じさせられる。愛知県図書館にて。(作成 2002-01-26)

  • 霊仙山
  •  醒ヶ井-養鱒場-霊仙山-藪谷-五僧-保月-鍋尻山-
  •  河内洞窟-多賀
  • 御池・藤原・竜岳縦走
  •  多賀-大君ヶ畑-鞍掛峠-タテ谷-御池岳-真ノ谷-
  •  白瀬峠-藤原岳-西尾根-茨川-治田峠-竜ヶ岳-
  •  宇賀渓-石榑峠-中畑-八日市
  • 南鈴鹿
  •  八日市-中畑-紅葉尾-古語録橋-石榑峠-三池岳-
  •  八風峠-釈迦ヶ岳-御在所岳-鎌ヶ岳-鎌尾根-
  •  入道ヶ岳-屏風岩-山本
  • 愛知川渓谷歩き
  •  八日市-中畑-瀬戸峠-白滝谷出合-下水晶谷吊り橋-
  •  中峠-朝明ヒュッテ-菰野駅
  • 御在所岳
  •  裏道、中道、表道、峠道
  • 名古屋からの行楽ガイド

  • (アルパインガイド22)
  • 著者:山口温夫、山口 昭
  • 発行:山と渓谷社
  • 1965(S40) 189p B6 書誌

名古屋周辺のハイキングコース・ガイド。約40年前のことなのだが、今では忘れられたような観光地も当時は開発で賑わっていた様子が知れて面白い。

鈴鹿関係では、尾高高原は「昭和25年にラジウム泉が復活されてから急激に開け、数年間に関西の軽井沢などといわれるほどに」、宇賀渓は「夏はキャンプ場までバスが入り、たくさんの店が不夜城を作り出す」とある。

「鈴鹿」の章は次の13コース。五僧越の集落は、まだ廃村ではなかった。愛知県図書館にて。(作成 2002-01-12)

  • 醒ヶ井から多賀へ       多良峡
  • 時から多賀へ         聖宝寺と藤原岳
  • 宇賀渓            尾高高原
  • 朝明渓谷           朝明渓谷から御在所岳
  • 湯ノ山温泉と御在所岳     国見尾根から御在所岳
  • 宮妻峡から鎌ヶ岳・湯ノ山温泉 小岐須渓谷
  • 荒神山から鈴鹿サーキット・白子海岸へ
  • 目 次
  • 1 玉野川県立公園:森林公園、東谷山、古虎渓他
  • 2 加茂県立公園:香嵐渓、勘八峡、猿投山他
  • 3 三河湾国定公園:伊良湖岬、三ヶ根山、宮路山他
  • 4 木曽路口:馬篭、田立ノ滝、夕森公園他
  • 5 岐阜周辺:飛水峡、犬山、入鹿池、横藏寺他
  • 6 琵琶湖周辺:伊吹山、三方五湖、佐和山城址他
  • 7 養老と三大川下流:多度山、田代池、小原越他
  • 8 鈴鹿 
  • 9 伊賀路:青山高原、赤目48滝、室生寺他
  • 10 松阪と伊勢志摩:白米城址から堀坂山、大王崎他
  • 関西の山々

  • 著者:創元社編集部・編
  • 発行:創元社
  • 1968(S43) 301p B6 書誌

近畿の山と谷67コースを掲載。手元にあるのは昭和54年の第9刷。当時、同社は関西のハイキングコースや東海自然歩道を対象にガイドブックを何冊か出版していた。

鈴鹿については、霊仙山、藤原岳、竜ヶ岳、愛知川遡行、御在所岳、鎌ヶ岳、南鈴鹿縦走が掲載されているが、あまり変わったものは見当たらない。(作成 2002-01-12)

  • 関西ぶらり山歩き

  • 編者:岳人編集部
  • 発行:東京新聞出版局
  • 1983(H58) 263p 新書版 書誌

比婆之山と元越谷という、従来のガイドブックでは見たことの無いルートを含んでいた一冊。本書は次の4部構成であり、鈴鹿関係は8つのルートが紹介されている。(作成 2002-01-26)

  • 1 だれでも歩ける20コース
  •   御在所岳、霊仙山
  • 2 ちょっとなれた人の20コース
  •   雨乞岳、御池岳、比婆之山
  • 3 やぶをわけて登る10コース
  •   鈴鹿は該当無し
  • 4 わらじをはいて沢歩き10コース
  •   茶屋川廊下帯、神崎川、元越谷
  • 名古屋からの100山

  • 著者:名古屋歩く会
  • 1988(S63) 225p A5 書誌

「女性だけの山歩きの会」と副題された「名古屋歩く会」によるガイドブック。

102ルートが紹介されており、県別のルート数、及び記載のある鈴鹿の山は次のとおり。鈴鹿の内容は一般的なもの。むしろ、それ以外の山域の方が個人的には興味深い。愛知県図書館にて。(作成 2002-02-09)

  • 県別のルート数
  •  愛知:22 岐阜:23 三重:22 滋賀:11
  •  長野:12 静岡: 5 奈良: 5 福井: 2
  • 鈴鹿の山
  •  藤原岳、竜ヶ岳、宇賀渓、釈迦ヶ岳、雲母峰、
  •  鎌ヶ岳、入道ヶ岳、宮指路岳、野登山、明星ヶ岳
  •  霊仙山、御池岳、愛知川、雨乞岳、日本コバ、
  •  綿向山、油日岳~那須ヶ原山
  • 三重県の山 分県登山ガイド

  • 著者:吉住友一、岩出好晃
  • 発行:山と渓谷社
  • 1996(H08) 111P A5 書誌

三重県の52山を掲載。うち、鈴鹿は16山。私にはちょっと難しそうなコースも混じっている。

従来、あまり紹介されることのなかった地域の山が含まれており、雪の鈴鹿を避けて伊勢方面へ日溜まりハイキングに出かけるときなど便利に利用している。(作成 2003-01-13)

  • 鈴鹿・美濃

  • (アルペンガイド22)
  • 著者:与呉日出夫
  • 発行:山と渓谷社
  • 2000(H12) 271p A6変 書誌

アルペンガイドの一冊。鈴鹿59コース、美濃16コースを収録。

本シリーズの鈴鹿のガイドブックは、承知している範囲では1961年に鈴鹿単独で「鈴鹿の山」(中京山岳会・編)として編集された。1971年に著者(山口温夫、山口 昭)が変更、1992年にも著者が変わって美濃が加えられ、2000年にはカラー化されて写真や資料類が随分と見やすくなっている。

ただ、旧版(山口版)と比較すると、コースガイドとしての実用性の追求に相反して、鈴鹿の入門書としての間口の広さや、奥行きの深さが薄れてしまったように思える。シリーズ全体の編集方針に起因するものか。(作成 2003-01-13)

  • 鈴鹿・大峰・大台ケ原

  • (YAMAPシリーズ13)
  • 著者:小嶋誠孝、金丸勝実
  • 発行:山と渓谷社
  • 2004(H16) 176p A5 書誌

YAMAPシリーズの一冊。鈴鹿9コース、大峰5コース、大台ヶ原2コースを収録。

このシリーズは地図を特徴にしたものらしく、1/25000地形図によるガイドマップのほか、巻末には白地図も26ページ分掲載されている。また、各コースの解説はカラー印刷で写真も多く、カシミール3Dで作成した鳥瞰図や高低図など多くの情報が目眩がするほどにレイアウトされている。鈴鹿は次のとおり。(作成 2004-08-23)

  • 霊仙山、御池岳、藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、
  • 御在所岳+国見岳、鎌ヶ岳、雨乞岳、
  • 仙ヶ岳+宮指路岳
  • 探訪 かみいしづ

  • 著者:上石津町教育委員会編
  • 発行:上石津町
  • 2004(H16) 28p A5

上石津の自然、歴史を訪ねるガイドブック。牧田川とその両岸の鈴鹿、養老の山地を対象とした16コースを掲載。鈴鹿は次の4コース。上石津郷土資料館にて入手。(作成 2012-07-28)

  • 時山・毘沙門谷コース
  • 高橋・下幾里谷コース、
  • 上多良・勝地こえどコース
  • 勝地峠コース
  • 三重の百山

  • 自然豊かな郷土の山へのいざない
  • 発行:津・ラ・ネージュ山岳会
  • 2008(H20) 223p A5 書誌

地元の山岳会による三重県の百山。収録区分は、北部の山28、中部の山23、台高山系の山15、南部の山34。鈴鹿からは、北部の山から多度山を除いた次の27山を選んだ。

烏帽子岳・狗留孫岳、三国岳・焼尾山、鈴北岳、冷川岳、藤原岳、静ヶ岳、竜ヶ岳、三池岳、釈迦ヶ岳、尾高山、ハライド・南コブ、羽鳥峰・金山・水晶岳、国見岳、御在所岳、鎌ヶ岳、雲母峰、入道ヶ岳、野登山、宮指路岳、仙ヶ岳、鬼ヶ牙・長坂の頭、臼杵山・臼杵ヶ岳、四方草山、三つ子山、明星ヶ岳、羽黒山・筆捨山・観音山、高畑山・溝干山

滋賀県側に山頂がある鈴鹿最高峰・御池岳に代えて鈴北岳を入れている。複数の山をまとめて1山とするのは良い工夫かも知れない。

各山を見開き2ページで記載し、カラー写真と地形図が付される。地形図は小さく見辛いが中途半端な概念図より好ましい。手作り感が残る歴史的な一冊。頒価1,500円は心配になるほど。(作成 2012-07-28)

  • 北近江の山歩き

  • 花と琵琶湖と歴史に出会う
  • 著者:西 岳人
  • 発行:サンライズ出版
  • 2008(H20) 135p B5 書誌

収録された北近江の範囲は、高島市、伊香郡、長浜市・東浅井郡、米原市、湖東。全50コース。

そのうち鈴鹿は、米原市の松尾寺山、八葉山、霊仙山。湖東の青龍山、鍋尻山、高室山、御池岳、藤原岳。さらに、その周辺の城跡や低山も面白い。

久し振りに当地域のガイドを読んだが、副題のとおりに話題も多く興味をひかれた。あまりにも登山用具化した「分県登山ガイド」やその同類に飽きていたので、少し余裕がある本書が好ましく感じられる。(作成 2012-07-28)

  • 三重県の山

  • 新・分県登山ガイド(改訂版)
  • 著者:佐藤貞夫、黒田豊年、
  •    金丸勝実
  • 発行:山と渓谷社
  • 2010(H22) 123P A5 書誌

三重県の56山を掲載。うち、鈴鹿は次の19山。

御在所岳、藤原岳、烏帽子岳、三国岳、御池岳、竜ガ岳、福王山、三池岳、釈迦ヶ岳、国見岳、鎌ガ岳、雲母峰、入道ガ岳、宮指路岳、仙ガ岳、野登山、鬼ヶ牙・臼杵岳、高畑山・溝干山、油日岳

滋賀県側に山頂がある鈴鹿最高峰・御池岳は、滋賀県版と重複するが商業的に外せないところか。

資料のつもりで購入している。しかし、鈴鹿単独のガイドブックが無くなったので、滋賀県版を合わせて購入すると専門書なみの出費になる。鈴鹿のガイドが出版されなければ、次版以降は図書館の世話になろうかと悩みどころ。(作成 2012-07-28)

  • 滋賀県の山

  • 新・分県登山ガイド(改訂版)
  • 著者:山本岳人、竹内康之、
  •    青木 繁
  • 発行:山と渓谷社
  • 2010(H22) 127P A5 書誌

滋賀県の55山を掲載。うち、鈴鹿は次の13山。

御池岳、霊仙山、鍋尻山、高室山、天狗堂、日本コバ、銚子ヶ口、雨乞岳、綿向山、猪ノ鼻ヶ岳、三子山、那須ヶ原山・油日岳、千種越え

三重県版との重複は御池岳のみ。三重県版と同様に資料のつもりで購入している。そして、悩みも三重県版と同様。(作成 2012-07-28)

  • 三重県の山

  • 分県登山ガイド
  • 著者:金丸勝実、佐藤貞夫
  • 発行:山と渓谷社
  • 2017(H29) 144P A5 書誌

三重県の50項目を掲載。うち、鈴鹿は次の17項目。

御在所岳、藤原岳、烏帽子岳・三国岳、御池岳・鈴北岳、竜ガ岳、銚子岳・静ヶ岳、三池岳、釈迦ヶ岳、国見岳、鎌ガ岳・水沢岳、雲母峰、入道ガ岳、宮指路岳、仙ガ岳、野登山、鬼ヶ牙・臼杵岳、高畑山・溝干山

この新版は無用の高低差図が削除されて好ましい。また、コース定数の導入で体力度の客観的評価を試みている。幾分安価な電子書籍で購入した。(作成 2017-10-30、更新 2017-12-19)

  • 滋賀県の山

  • 分県登山ガイド
  • 著者:山本岳人、竹内康之、
  •    青木 繁
  • 発行:山と渓谷社
  • 2017(H29) 128P A5 書誌

滋賀県の52項目を掲載。うち、鈴鹿は次の10項目。

霊仙山、御池岳、綿向山、高室山、東光寺山、天狗堂、日本コバ、雨乞岳、高畑山、那須ヶ原山・油日岳

三重県版と重複する御池岳は、三重県版はコグルミ谷と県境尾根。滋賀県版は鞍掛橋から県境尾根往復だが、ミノガ峠からのサブコースも解説している。高畑山は何れも鈴鹿峠~坂下峠を歩くもの。この本も幾分安価な電子書籍で購入した。(作成 2017-10-30)