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鈴鹿:御在所岳

ガイドブック「鈴鹿の山ハイキング」の92に雨乞岳の登路が紹介されている。これは、綿向山-雨乞岳-御在所岳を結ぶ縦走ルートのうち、雨乞岳-御在所岳間の最低鞍部・沢谷峠へ、武平峠の少し西の鈴鹿スカイラインから小尾根を登って入るもので、沢谷峠へ短時間で到達できる。今回はこれを使って、沢谷峠から御在所岳へ登った。峠からのルートは土山町と永源寺町の町境界の尾根(郡界尾根)上にあり、ときおり薄い踏み跡が現れるが道はない。ただ、登りに使うなら尾根を高い方へ登ればよいわけで、テープもあってルートに気を使うこともあまりなかった。

登山日
2001年5月26日土曜日
ルート
茨谷-沢谷峠-郡界尾根-御嶽大権現(御嶽神社)-御在所岳-峠道

茨谷右岸尾根

ガイドブックにしたがって、武平峠から西へ少し下ったところにある駐車場へ自動車を置いた。7台分の駐車スペースが用意されている。奥には有料道路の石碑があるが、付近にはマクドナルドの紙袋やカップが転がっており、正視に耐えないものがある。

写真1写真2

駐車場から3分ほど下り、右手の防護壁とガードレールの間から山道を奥へ入る。すぐに小さな沢(茨谷)を渡り、対岸の斜面をジグザグに登って尾根に乗る。この付近の踏み跡ははっきりしないが黄色のテープが(異常なほど)多数あった。あとは、ひたすらこの茨谷右岸の尾根を急登するばかり。いったん植林帯になり、再度、ギンリョウソウの多い雑木の尾根になると小さなピークに着いた。930m程のこのピークは、綿向山-雨乞岳-御在所岳の縦走路上にあり、ここはT字路に相当する。付近には、「沢谷峠」、「スカイライン」と記された小さな標識が下げられていた(写真1)。

右が御在所岳だが、左の沢谷峠へ寄り道することにした。薄い踏み跡だが、歩きやすい道を行くと、次の小ピークを過ぎたあたりで、左下へと黄色いテープが降りていく。木の幹にマジックインキで沢谷峠と書かれているが、直進方向の踏み跡は雨乞岳となっている。こちらは沢谷へ直接に下降するルートだろうか。少し高度差があるが低いササに覆われた斜面を沢谷峠へ降りた。先程のT字路から7分ほどだった。

沢谷峠

沢谷峠は明るく、鎌ヶ岳など南側に展望を得られる。低いササが広がり、雨乞岳方面への縦走ルートが薄い踏み跡になって続いている。背後は沢谷の源流が広がっており、弁当を開いてひと休みしたい気分だ。(写真2)

御在所岳

写真3

T字路の小ピークに引き返して、御在所岳方面へ尾根を緩く下る。まばらにテープがあり、尾根から離れないように歩くと左手にヌタ場があって武平峠-雨乞岳の登山道に飛び出した。ここは登山道が野洲川水系から愛知川水系へと乗り越すところ。ちょうど雨乞岳へ向かう中年夫婦の登山者に出会う。以前、この付近に沢谷峠と書かれた標識の残骸が転がっていたが見当たらない。

登山道を横断して北東方向へ登る。踏み跡は見あたらない。やがて左から登ってくる尾根に乗り、右方向(東)へ登る。所々でシャクナゲが咲いている。場所によっては散った花で地面がピンク色に染まっていた。(写真3,4)

写真4写真5

南からの尾根に乗ると頭上が開けて明るくなり、上方に御嶽大権現が見えた。少し下に小さな裸地が見えたので下ってみると獣の足跡がくっきりと残されている。東の峠道や鎌ヶ岳が良く見えた。見上げる山頂付近はシロヤシオの白い花で覆われているようだ。

この尾根の上は低木があって歩きにくいので、左手の腰丈ほどのササの中を歩く。左に魚止谷の源流部を見ると少し先に大岩があり、木を伝って岩に登るとササの海の上に飛び出した。御嶽神社は間近、周辺はシロヤシオの花だ。(写真5)

最後に背丈を超すササに入る。ガサガサと音をさせてササを漕ぐが、人間であることを報せるためにヨイショなどと声も出しておく。案の定、飛び出した御嶽大権現の裏手には若いカップルが一組おり、二つの顔がこちらを見ていた。ジャマしてゴメン。決してアヤシイ者では ...

山頂の遊歩道はシロヤシオの花が満開。サラサドウダンやヨウラクツツジの花を見ながら山頂に立ち寄り、峠道を武平峠へと下った。

行程表

9:40駐車場
9:43スカイラインから山道へ入る
9:57小ピーク(沢谷峠散策・9:57-10:44)
10:52武平峠-雨乞岳の登山道を横断する
11:02左からの尾根に乗る
11:26南からの尾根に乗る(11:26-11:39)
11:45大石に登る(11:45-12:03)
12:08御嶽大権現(御嶽神社)
12:58峠道へ
13:31武平峠
13:38武平トンネル西口
13:43駐車場
(作成 2001.05.27)(改訂/書式等 2012.11.23)