ハードウェア系
まず、トラブル解決の基本として以下の構成で起動するかどうかを調べましょう
マザー、CPU+クーラー、メモリ、グラフィックカード(チップセット内蔵であれば不要)、電源
メモリは1枚(16bitRIMMの場合は2枚+C-RIMM2枚)で確認すること
ケースとパーツが短絡している可能性がある場合、接触部分の絶縁をすることで起動する場合があります
電源が入らない、入っても画面が表示されない
CPUファン、HDD等が回転しない
電源の入力電圧設定を115Vに設定する
Pentium4マザーボードの場合、4Pin12Vソケット、6PinAUXコネクタが接続されていないと起動しないことがある
パーツをしっかりと挿し込む
CPUファンの電源ピンにファンを接続する
CPUファン等は回転するが、何も表示されない
ビープ音が鳴る場合、コード表で何が問題なのかを特定出来ます
コードはこちらで確認
FSB、倍率、コア電圧の設定があっていないと起動しないことがあります
最近のCPUは倍率固定ですので、FSBと電圧を確認しましょう
過去の主なCPUFSBはこちら
グラフィックカードBIOSとマザーボードBIOSの競合により、起動しない事例があります
他マシンでグラフィックカードBIOSのアップデートを行うことで解決できる場合もあります
Pentium4マザーの多くは3.3VのAGPカード非対応です1.5Vのカードに交換しましょう
AGPx4のカードは殆ど1.5Vです
DVIによるデジタル接続の場合、VGA表示が出来ないグラフィックカードがあるようです
アナログ接続にて試して下さい
画面は表示されるが止まる
BIOS設定画面に入れない
チップセットがサポートするメモリ容量の上限を超えているとPOST画面で停止することがあります
USB接続のキーボードの場合、キー入力を受け付けないマザーが存在します
BIOS設定用にPS/2キーボードを持っておくと良いでしょう
CMOSクリアで使用できる可能性もあります
CMOSクリア方法はこちら
POSTの早いマザーの場合、「DEL」等のキーを押すタイミングが遅い可能性があります
電源投入直後から押しっぱなしにしておくと良いでしょう
BIOS設定は出来たが、そこから進まない
メモリの動作速度を上げすぎると、それ以降動作しなくなる場合があります
CMOSクリア後に再度設定しましょう
CMOSクリア方法はこちら
IDEデバイスを複数接続している場合、接続順序を物理的に設定しないといけません
IDEデバイスの設定方法はこちら
ATAカード、RAIDカード、SCSIカードを増設している場合、マザーボードBIOSとの競合により、起動しない事例があります
オンボードで上記チップが搭載されている場合、PCIに増設すると起動しない事例あり
PCIスロットの挿す場所を変えると起動する場合があります