いわゆるオーラと呼ばれるものの存在も割と多くの方に知られるようになって来たと思います。プラーナと言う呼ばれ方もあります。生体エネルギーと言ったり、「気」と言ったり様々な表現がありますが、ほぼ同じものを指しているものです。 これらは人が発している「波動」の総称みたいなものでしょう。もちろん生体だけにとどまることはないのですが、生体からのものを指して使うことが多いようです。 こういった波動は「光」に近いものだと思っています。かなり個人差がありますが感じ取ることはあると思います。 「あの人輝いているね」とか言いますが、そういう場合は実際「光」を放っていることが多いと思います。がっくりとうなだれて輝いている人は、まず見たことがありません。 直接的に見える見えない関係なく、何らかの波動が存在し影響していることを無意識的に理解しているものなのでしょう。よく言う「見える」というのはその感じる部分が発達していて、さらに具体的に感じられるということなのだと思います。僕は見える方ですが、これがなかなか伝えることは難しいのです。
私たちの波動は、色々な要素で変化し乱れることがある訳ですが、なぜ乱れるのかというメカニズムは、はっきりとしたことは今のところよく分かっていません。
僕の「インナーボイス」はこう説明しています。 ある一定のリズムで机か何かを叩いていたとします。この時の「ドンドン・・・」というリズムが、波動のサイクルとします。ずっと続けていると何もなくても多少ズレてきます。この状態は自然的なズレで、乱れる原因の一つです。そういった波のうねりのようなサイクルは自然に起きてくるものだと思います。日常生活でも多く見られる現象で、生理周期やバイオリズムなどにも影響しているのかもしれません。
それは無視してリズムは一定であるとしましょう。あるタイミングで、別のテンポのリズムが聞こえたりすると、とたんにリズムがバラバラしてしまい分からなくなってしまった経験はないでしょうか?

しかし、叩くパターン(刻み)が違っても、拍が同じなら交じり合います。なんとなくでもイメージが湧いていただければ幸いです。 これがある一つの波動、ある一部分のできごとと考えると、世界というか宇宙というか全体は目まぐるしいバランスで成り立っていることになるのです。
そしてこういったことは日常生活の中で、バイオリズムのような生理周期や人間関係などにも同じようなことが見られているのだと思います。
自然界全体にはある種の秩序があり、その中で全体のバランスはうまく相互作用しあうようになっているのだと思うのですが、現代は昔に比べてそういったバランスを崩していると思われるものが多く存在しているので、生体波動が乱れやすい状況にあるのは当然のことかもしれません。 「ストレス社会」なんて言いますが、そんな現代だからこそ波動調整は必要不可欠なものになってくることと思います。 |