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  3. 1998年5月5日

鈴鹿:福王山

福王神社から福王山(592m)を往復した。登山道は福王神社から山頂の南にある鞍部までは問題ないが、それ以降はスギの植林と雑木のなかに踏み跡が消えている。また、山頂からの展望は失われた。

登山日
1998年5月5日火曜日
ルート
福王神社-福王山-福王神社

記録

福王山は三池岳の伊勢側に隆起した小さな山である。国道306号線の田口から西へ入って大鳥居をくぐり、舗装路を奥へ入る。終点・福王神社の広い駐車場に自動車を置いた。福王神社の参道を登るに従い背後に展望が広がる。ところが参道の両側は、なんとゴルフ場になっていた。造成工事は承知していたが、こんな有様とは想像もしなかった。舗装路の参道は神社の入口から林のなかの石段に変わり、本殿に導いてくれる。

登山道の入口は、福王神社の本殿右側、太子堂の後ろにあった。右5メートルほどに水流のない溝を見ながら、植林帯の登山道を登る。ときおり七福神の石像が現れる。7番目の石像を過ぎると溝が二又になり、土止めと思われる石組みに出会う。右へ入り、ますます急になった斜面をひたすら登る。石の詰まった溝が曖昧になり、やがて植林下の鞍部に達する。

ここはT字路で、左(南)へ70mほど離れた平坦地に小祠がある。新しい鳥居があり、廃材が捨て置かれていた。ここから南へ切り開かれたような跡があるが、利用されている様子がない。

鞍部から右(北東)へは植林下の道だが、すぐに左の雑木林との境界線を歩く。尾根上がすべて植林に変わると、雑木が混じるがどこでも歩ける。テープを頼りに暗い植林下を歩き、「く」の字状に右へ曲がれば、しばらくで山頂だった。山頂にはスギや雑木が茂っており展望はまったくない。

行程表

11:00福王山神社駐車場
11:11福王山神社(休憩5分)
11:41小祠(休憩5分)
11:55福王山山頂(昼食休憩7分)
12:11小祠のT字路
12:30福王神社
(改訂/書式等 2012.07.08)