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  3. 2001年4月15日

鈴鹿:丸尾

藤原岳の西、荷ヶ岳(冷川岳)から北東へ伸びる尾根「丸尾」を、冷川谷から寒山付近まで登って引き返した。

登山日
2001年4月15日日曜日
ルート
冷川谷-寒山-冷川谷

記録

手もとにある数値地図25000「名古屋」(平成9年4月1日発行、CD-ROM)では、丸尾に破線が書き込まれている。最近のエリアマップ(昭文社)も同様だ。これを印刷したいが年末からプリンタが言うことを聞かない。仕方なく購入した25000分の1図(平成9年修正測量)では破線の記載が無くなっていた。とにかく出かけよう。

朝寝坊したが、西藤原小学校前の観光駐車場には駐車スペースが残っていた。東海自然歩道から冷川谷への道に入り、上水施設で「白瀬峠登山口」(木和田尾取付点)の標識を左に見て、林道をさらに奥へ入る。左手に岩壁が現れ、冷川が伏流になると、階段付の堰堤が目に入る。対岸の大石に隠れて小さな谷があるが、これが丸尾への入口のようだ。

ついでに、林道を終点まで往復する。5分ほどで着いた終点には、意外にも「白瀬峠・冷川岳登山口」の標識と赤ポストがあった。

堰堤から対岸へ渡ると植林帯に道があるが、すぐに解らなくなった。二俣になっており、中央の尾根を登る雰囲気だが、急勾配でその気になれない。(結局、この尾根で正解だったが)とりあえず、左の本流を遡る。少し水が流れており、山林所有者の印か、白ペンキのマークが目立つ。西向きの谷が伏流になり、谷中央のやや右手でカマ跡に出会う。前方には風倒木が多数見え、その先で植林帯が終わっているのが見える。植林帯を出て、最後の斜面を登り始めると、かすかな踏み跡が左右に伸びていた。右へ行くと、良い状態で残されたカマ跡。左へ行くと、尾根に出で踏み跡は消えた。ここは寒山(640m)から東へ延びる尾根上のようだ。ずいぶん風が強い。少し登ったが常緑樹が密生し始めたので、引き返してカマ跡の方を試してみる。カマ跡から伸びるかすかな踏み跡(獣道?)を追って、やや下り気味に斜面をトラバースしていくと、再度、カマ跡があり、すぐに丸尾の道へ飛びだした。しばらく登ったが、足首が痛み始める。このあたりが寒山のピークかな、と言うところで昼飯。今日はビールもある。樹間からは人里が意外と近くに見えた。

帰路は、そのまま丸尾を下ったが、最後は植林帯を急下降。目印もないので、この部分は解りにくいだろう。近いうちに、また登りたいが、ゴールデンウイークまでは足を休ませようか。

(作成 2001.04.20)(改訂/書式等 2012.11.23)