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  3. 2001年4月30日

鈴鹿:御在所岳

武平峠からアカヤシオの花咲く道を往復した。花は中腹以上で満開。しかし、山頂では一部を除いて赤いつぼみの状態だった。

登山日
2001年4月30日月曜日
ルート
峠道-御在所岳-峠道

記録

写真1写真2写真3

ゴールデンウイーク前半の月曜日。昨日の気象情報では雨の予報だったが、10時前には小雨も止んだので花見登山に出発した。最初、中道を登るつもりだったが、登山靴を履くと足が痛む。仕方ないので武平峠まで行き、トンネル東側の駐車場に自動車を置いて普段履きの靴で登った。峠道は岩場が少しあるが、おおむね問題のない道。山頂までの行程も短い。(写真1:アカヤシオ・峠道上部にて)

雨上がりの水が流れる登山道へ入り、武平峠から少し御在所岳方面へ登ると、さっそくミツバツツジとアカヤシオが咲いている。アカヤシオは満開だが、やや花期を過ぎている感じ。

次の花を求めて少し登ると、見上げる前方の稜線上、天指し岩の手前の岩場付近がアカヤシオのピンク色に染められている。山頂まで行くか迷っていたが、これでは登らねばなるまい。(写真2:岩場から武平峠を振り返る)

しばらくはササの中の滑りやすい道。雨具を付けた2つのグループとすれ違う。岩場に出るとアカヤシオの花に囲まれた。写真を撮りながら、ゆっくりと登る。高度が上がるに従って花は鮮やかになる。雲が取れた鎌ヶ岳の稜線を先程のグループが登っていくのが見える。御在所岳の中腹はアカヤシオに染め上げられていた。山頂部の遊歩道に到着すると咲いているものもあるが、赤いつぼみが多い。ゴールデンウイーク後半になれば満開なのだろう。日陰の斜面にはタムシバの白い花も残っていた。(写真3:雲母峰)

御嶽大権現、長者池を巡り、三角点の山頂からリフトに乗って、カモシカセンター北側のミズバショウ園に立ち寄った。蛭ヶ野高原から移植されたというミズバショウの間に、少ないザゼンソウが咲いている。現物を見るのは初めて。想像していたより大きい。

遊歩道を歩くと、ハルリンドウやショウジョウバカマ、アセビが多い。朝陽台の遊歩道ではササの下にバイカオウレンを見つけた。しかし、帰宅して写真を見ると、花といっしょにタバコの吸殻が写っていたのが悲しい。

行程表

11:05武平トンネル・東口駐車場
11:13武平峠
12:17山頂遊歩道に出る
15:16峠道下山口
16:04武平峠
16:13駐車場
(作成 2001.05.01)(改訂/書式等 2012.11.23)