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  3. 2004年2月11日

鈴鹿:御池岳

4年振りの御池岳。この山のことも良く知らない。上天気に誘われて、閉鎖されたゲートから延々と国道を歩き、コグルミ谷から山頂を往復した。

登山日
2004年2月11日水曜日
ルート
国道306号線ゲート-コグルミ谷-丸山(御池岳)-ボタンブチ(往復)

記録

写真1写真2 コグルミ谷最上部写真3写真4

黄金大橋から直ぐのゲートにて、国道306号線は閉鎖されている。到着したとき置かれていた自動車はわずかに2台。ちょっと意外だった。それでも出発したときには5台に増えてはいたが。

ここから1時間余りの時間をかけて、コグルミ谷の登山口まで歩いた。(写真1)コグルミ谷のトレースには、既に真新しい足跡が続いている。

登るに従って谷は広くなり、日が差し込んで明るく変わる。例の大穴があったところには、赤い危険標識と進入禁止のロープがあるが、もう埋まってしまったようで穴は見えない。

ここで二俣の右へ入るトレースを追う。谷は狭まくなり、足は雪に沈み込むようになる。やがて、前方に先行の登山者3人+1人が現れ、ほぼ同時に県境尾根に登り着いた。(写真2)

ここでワカンを履いて先行させてもらう。真ノ谷へ降り、丸山への登りに変わると新雪で先週末のトレースはほとんど消えている。(写真3)

浅い谷を登り詰めて丸山に到着すれば、鈴北岳方面から来たものかワカンの跡があり、ボタンブチへ向かっていた。広い雪原の真ん中に、無遠慮にトレースを残しながらボタンブチへ向かう。あの深いササは雪の下。

暖かい日だが、さすがにボタンブチで昼飯を食う気にもなれない。(写真4)まだ雪におおわれた幸助の池で、風を避けておにぎりを食べた。

奥ノ平を歩くには絶好の機会だが、今日は所用がある。娑婆世界の義理も果たさねばならぬので、早々に退散してコグルミ谷を引き返した。久しぶりに御池岳へ登れたので満足ナリ。

ゲートに帰ると、自動車は8台になっていた。コグルミ谷の下山では単独行者2名とすれ違っている。山で見かけた登山者は15人くらい。ゲート閉鎖による国道の往復2時間のタイム・ロスは大きい。

行程表

8:28国道306号線ゲート
9:34コグルミ谷登山口
10:49県境へ登り着く(カタクリ峠)
11:58丸山
12:16ボタンブチ・幸助の池(12:16-12:45)
14:23コグルミ谷登山口
15:28ゲート
(作成 2004.02.12、改訂/書式等 2012.11.11)