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鈴鹿:鎌ヶ岳

三ツ口谷と長石尾根、黄葉の登山道を歩いた。

登山日
2014年10月26日日曜日
ルート
三ツ口谷-県境尾根-鎌ヶ岳-長石尾根-三ツ口谷

三ツ口谷

午前中の降雨予想に逡巡して出発が遅れた。余裕の百間滝橋西側の駐車場に自動車を置いて表道を下る。三ツ口谷の入口堰堤まで5分。3つの谷が集まる堰堤は2008年の大雨ですべて埋まってしまった。砂の川原を歩いて、一番奥の三ツ口谷に入る。

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三ツ口谷に入ると黄葉の世界。奥の堰堤付近も良い色をしている。細い高巻き道は谷に下りて大滝の分岐標識に出合う。左が大滝、右は巻き道。大滝は容易に近づけたが、大雨後は岩や木屑で面倒になった。左岸のロープが眼に入るが、怖いめに合いたくないので分岐標識まで戻る。

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巻き道を歩き、大滝への直下降(難路)標識を過ぎると登山道は谷へ下りる。足場を選びながら谷底を行く。冷たい空気が心地良い。右岸に道が現れると白い案内板に出合った。新道を教えてくれるが、足は勝手に旧道へ。これも大雨被害の崩落を通過して道標へやってきた。このまま三ツ口谷を登る。

道標付近から伏流になり適当に登る。二股では左のテープマークは無視して、石積みを拾いながら右へ。再び水流が現れて谷は浅くなる。頭上が開けると、見上げる赤ガレは霧の中。落石にご用心、左の岩壁に近づかぬよう早々に登り切って県境尾根へ。

鎌ヶ岳

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三ツ口谷では下山者2人と出合っただけだが、県境尾根登山道は賑やか。山頂西側の巻き道経由で山頂へ。休憩している登山者は10名余りで鎌ヶ岳にしては寂しい。

長石尾根

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下山は自動車の回収を考えて長石尾根を選択。尾根上部の道は幹を掴んでの急下降なので好ましくはない。肩が痛むのでなおのこと。御在所岳から御嶽大権現の鐘の音が聞こえたように思う。聴力が低下してきたが、高めの周波数は大丈夫か。

三ツ口谷が近づくとゆったりとした道に変わる。御在所岳の三重県側のように岩がゴロゴロしていないので歩き良い。長石谷降下点の窪地はヌタ場と化していた。下山から55分で山頂を目指す登山者と行き違う。登頂は15時頃か。真似できる元気は無い。陽射しで明るくなってきたが、黄葉は枯れたような葉が目立ち、葉を拡大した写真を撮る気になれなかった。弥一ヶ岳手前で三ツ口谷へ下り、往路を引き返す。

行程表

10:00百間滝橋西側の駐車場
12:16鎌ヶ岳(12:16-12:31)
14:00駐車場
(作成 2014.10.27)