鈴鹿:鎌尾根
アカヤシオの花探し。水沢峠から鎌尾根を北進すると後半からアカヤシオの花が現れた。
- 登山日
- 2015年5月2日土曜日
- ルート
- 宮妻峡-水沢峠-水沢岳-鎌尾根-カズラ谷-宮妻峡
水沢峠まで

到着した宮妻峡ヒュッテ奥の駐車場は、収容能力の約40台に対して15台ほど駐車済み。
林道を歩けば知らぬ間に水晶山を通過し、白い欄干の不動橋を見れば間もなく水沢峠の登山口に着いた。現在、四日市市による立派な標識があり驚く。
登山道は小谷を幾つか横断しながら山腹を歩き、最後に岩ゴロゴロの谷を詰めるが、緑色の粘土質が混じるのか崩壊斜面になり登れないので、標識に従い左の尾根に乗って巻き上がる。登山口から水沢峠まで約1時間、標識や目印が多くなった。
鎌尾根


水沢峠から砂で滑る斜面を登る。新葉を展開するのはシロヤシオだろうか。アカヤシオの花はなし。ミツバツツジばかりだ。ササ枯れで水沢岳三角点からの展望は良くなった。現地標識では水沢岳(宮越山)の標高は1029.7mだが、現在の地理院地図では1029.3m。昨年の改測改算で生じた齟齬か。
水沢岳北面のガレは滋賀県側を降りる。結局、アカヤシオは1028mピークの東側に小さな集落があり、それ以降は徐々に見られるようになった。ただ、大きな株は少ない。





衝立岩で咲く花はミツバツツジが大方。シャクナゲにも出合ったがツボミが少ない。次第に前方の鎌ヶ岳に近づく。これが良いので鎌尾根は何時も北進する。


結局、鎌尾根のアカヤシオは裏年ながら少ないように思えた。県境の細い尾根にはアカヤシオを育むだけの容量がないのかも知れない。触れる岩が熱い。鎌尾根の最終ピークから鎌ヶ岳を見上げるが、暑くて面倒なので今日はここでお仕舞いにした。
カズラ谷
雲母峰に続く尾根を離れると、カズラ谷登山道ではアカヤシオを見なかった。時期的に遅いので仕方ない。以前のカズラ谷の印象は、逆三角形の道、深いササ、変なところにある雲母峰標識だが、ササ枯れが進行し、標識は見なくなった。700m付近で植林帯に変わるが手入れされず、充分に生育していない。

帰路、少年自然の家口バス停付近にて。なんだろう。
行程表
7:26 | 宮妻峡駐車場・出発 |
8:09 | 水沢峠登山口 |
9:09 | 水沢峠 |
9:42 | 水沢岳 |
12:10 | 鎌尾根最終ピーク |
13:55 | 林道 |
14:01 | 宮妻峡駐車場 |