鈴鹿:砂山
御在所岳でアカヤシオの開花を確認して砂山(いなべ市)へ来た。砂山のアカヤシオは御在所岳より標高が低い場所にあるので開花も進んでいる。国道421号線側から砂山へ登り、ツボミから三分咲き位までの時期の早いアカヤシオを楽しんだ。
- 登山日
- 2016年4月6日水曜日
- ルート
- 旧道水晶橋-蛍石鉱山址-砂山-あづまや-旧道水晶橋
国道421号線旧道・水晶橋から砂山




宇賀渓駐車場から砂山へは距離があるので、国道421号線の石榑大橋東詰にある駐車スペースに自動車を置いた。北側には黄色の障害物で閉鎖された旧道が残されているが、ハイカーは自由に出入りできる。
旧道の坂道を登り、水晶橋手前の案内板から遊歩道に入る。堰堤、植林帯を通過して白砂の地道になると右からの遊歩道を併せ、蛍石鉱山の坑口を見る。ここは日産鉱山として戦時中に稼業していたと「御在所山地域の地質」(地質調査所、1989)に記載がある。
鉱山跡から石段を登り、199番標識で東西に伸びる尾根沿いの遊歩道に登り着く。左折して西へ進むとアカヤシオの花が現れた。砂山のシンボルである岩まで尾根上の踏み跡を行くが、アカヤシオの開花にはバラツキがあり、堅いツボミも多かった。
砂山から、あづまや経由で水晶橋へ戻る




地形図で見る砂山は中途半端な位置にある標高560m程の展望の良いハゲ地だ。砂山から遊歩道を戻ると場所によっては良く開花していたが、199番標識から東進すると、もうアカヤシオは見られなかった。
遊歩道案内図に出合ったところから南の「あづまや」方面への道を下る。かなり下ると、その「あづまや」にアカヤシオが咲いており驚く。標高は400mくらいだ。遊歩道は登竜荘方面と水晶橋方面に分かれるので水晶橋方面へ入る。ミツバツツジの花を見ながら迷路のような遊歩道を駐車地へ帰った。
御在所岳でアカヤシオが開花したので標高の低い砂山では五分咲くらいを期待したが、花見には少し早いようだった。
行程表
12:43 | 石榑大橋東詰 |
13:26 | 砂山(13:26-13:38) |
14:49 | 駐車地 |
(作成 2016.04.07)