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鈴鹿:入道ヶ岳

井戸谷登山道が台風5号(8月7日)による通行止から復旧した。

登山日
2017年11月17日金曜日
ルート
井戸谷-イシグラ-入道ヶ岳-二本松尾根

井戸谷

写真1 井戸谷登山口付近

椿大神社から林道に入り、自動車を広川原に置いた。舗装林道を歩き、井戸谷の通報ポイント1から登山道に入ると、鍋川の徒渉地点で砂利の山が道を塞いでいる。大ハゲから大量の砂利が流出したようだ。

写真2 井戸谷避難小屋、南側にあった道は崩れ落ちた写真3 井戸谷の紅葉

ここから通報ポイント3の富士社までは問題なし。これ以降、二ヶ所で登山道が崩壊していた。最初は、富士社を通過して井戸谷に下りる地点。次は、井戸谷避難小屋周辺。巻き道と固定ロープが用意されている。有難いことです。

写真4 イシグラ

通報ポイント5を通過すると井戸谷の左俣が荒れている。大雨の度に土砂を吐き出し、大雪となれば雪崩を起こす厄介モノだ。登山道がある右俣は大丈夫そうな雰囲気だが、ここで登山道とお別れする。

イシグラの登り口を見失ったので、イシグラ西側に見える鞍部経由で登ると、イシグラの注連縄が古いようだ。12日の奥宮秋季大祭ではイシグラに立ち寄らなかったのか。一般募集の参加者による井戸谷下山は危険だと思うので、椿大神社には疑問を持っていた。誰かが賢明な対応をしたのだろう。

写真5 井戸谷左俣の最上部

イシグラから尾根を登り、山頂直下のシダ混じりのササ原に出ると、小規模ながら地崩れしている。三角点の東南東、100m余りの場所で、井戸谷左俣の最上部だ。早期に植生が回復してくれると良いのだが。

入道ヶ岳

写真6 椿大神社奥宮入道ヶ嶽山頂大鳥居写真7 二本松尾根・通報ポイント6付近にて

山頂の鳥居が新しくなった。その白い鳥居を指で打つと内部は空洞。繊維強化プラスチック製だろうか。「椿大神社奥宮入道ヶ嶽山頂大鳥居」「平成二十九年五月十二日建之」とあるが、明らかに東へ傾いている。ため息が出た。この神社には、この御山は勿体ないように思えてきた。ようやくの青空だが早々にお暇する。下山の二本松尾根登山道は谷筋も問題なし。

出合った登山者は、井戸谷で下山1組3人、山頂で1組2人、二本松尾根登山道の通報ポイント2で登り1人。富士社から井戸谷右岸尾根を登るつもりだったが、井戸谷登山道の通行止め解除は14日に鈴鹿市のサイトで告知されていた。事前調査の不足を反省する。

行程表

9:50駐車地(広川原)
11:50イシグラ
12:50入道ヶ岳山頂(12:50-12:55)
14:13駐車地
(作成 2017.11.19)