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鈴鹿:御在所岳・鎌ヶ岳

アカヤシオの花見登山。開花前線は中道1110mのテラスまで。花の数も増えてきた。そして、既に山頂では開花している。

登山日
2018年4月21日土曜日
ルート
中道-御在所岳-鎌ヶ岳-馬ノ背尾根-長石谷

中道

中道の駐車場に6時に到着。準備中に鈴鹿スカイライン側は満車になった。登り始めるとストックの石突キャップを1個拾った。

精彩のないアカヤシオがキレットまで続く。木梯子の上、950mは良く咲いているが、痛んだツボミが枝に残っている。7日、8日の寒波による被害だろう。この付近から上では開花が始まったアカヤシオを楽しめる。

写真1 アカヤシオ、痛んだツボミが多い写真2 アカヤシオ
写真3 アカヤシオ写真4 鎌ヶ岳

七合目から中道を見上げると、まだ花の色は薄い。それでも、これから開花が進みそうな雰囲気がある。八合目でも開花しており、開花前線はその先のテラス付近だった。

御在所岳

写真5 アカヤシオ写真6 アカヤシオ
写真7 アカヤシオ写真8 アカヤシオ

既に御在所岳山頂ではアカヤシオが開花している。連休一週間前の開花は記憶にない。これだけ早いと連休後半は山頂部で花が散りそう。相変わらず、ハライドや鎌ヶ岳にはアカヤシオの花色が見えないが、ユルギ岩背後にチラリと見えるヤシオ尾根には開花直後くらいの花色が見えた。国見岳方面は早過ぎるだろうから鎌ヶ岳へ向かう。

峠道を多数の登山者が登ってくる。ジーンズのおばさんは論外として、黒い長靴のおじいさんの素性は気になったりする。

鎌ヶ岳

武平峠に近づくと、峠の南側にあるヤマザクラに目が行く。ヤマザクラとアカヤシオの同居は分布境界以外ではあまり見ない。

写真9 ヤマザクラと鎌ヶ岳写真10 アカヤシオ

武平峠の鎌ヶ岳側も登山者が多い。街角を歩くように颯爽と歩く登山者が羨ましい。コチラは身体が悪夢のように動かない。立ち止まれば微風が心地良いが、これは麻薬。前進できず、ようやく正午に山頂に達した。

少し食べて休憩し、岳峠に下った。峠では長石谷を登ってきた団体さんに出合う。雲母峰への尾根に入り、白ハゲに固定ロープで下りる。岩塔の左側から急下降し、立派な標識で馬ノ背尾根への道に入った。

写真11アカヤシオ写真12 白ハゲと雲母峰

馬ノ背尾根に入ってもアカヤシオは咲いているが少ない花は痛んでおり、膨らんだツボミが落ちている。870mだから中道と同様に寒波の被害だろう。780mの鞍部から長石谷へ下りる。以前の道は曖昧になっており、適当に下りると新しい道と出合った。

写真13

花が咲いているので重い交換レンズをザックから出した。おばちゃん2人組が下りてきたので席を譲る。見つけた花はこれだけ。

左岸の巻き道を下り、堰堤の河原が近づいてくると登山道が切れていた。ズルズルと下りる。登山口の橋も落ちたまま。10年前の水害以降、始めてこの谷に入ったが、少々歩き難くなっている。

今日はとても疲れた。歩行速度だけでなく体捌きなど随分と劣化したものだ。重量物を運ぶだけの駄馬と化した。柔軟体操とか、しておこう。

行程表

6:11中道駐車場
8:28富士見岩
9:35峠道下山口
10:25武平峠
12:00鎌ヶ岳山頂(12:00-12:11)
15:25長石谷登山口
15:33中道駐車場
(作成 2018.04.22)