鈴鹿:綿向山
表参道から雪の綿向山を往復。風のない晴天の一日、驚くほどに登山者多数。
- 登山日
- 2022年1月8日土曜日
- ルート
- 表参道-綿向山-表参道
綿向山


西明寺口バス停の先の雪がない冬季駐車場へ自動車を置いた。バス停の公衆便所で準備完了。雪が溶けた車道を歩けば御幸橋周辺は既に満車。上流側の駐車場は空きがあったが、まだ雪がある。
佐久奈度神社を参拝し、ヒミズ谷出合小屋から山道へ入る。しばらくは地面が見えたりするが、二合目手前から雪道らしくなる。後は日陰の登山道にあるトレースを追って登るのみ。ただし、登山者が多くて思うように前へは行けないが。七合目から冬道の直登ルートに入ると、冷たさに素手では我慢できず厚い方の手袋を引っ張り出した。




急勾配の冬道八合目くらいから陽光があり、樹氷が白く輝き始める。サングラスでは勿体ないような。山頂には登山者が多数。大嵩神社に参拝して引き上げた。
無風の晴天なので条件が良く、とにかく登山者が多かったとの印象。ヒミズ谷出合小屋以降、視界の何処かに登山者が見えたが、六合目まで下ると、さすがにそれも途絶えた。それでも重役出勤の登山者を見たのだが。
綿向神社(綿向新宮)・馬見岡綿向神社

帰路、仁本木の綿向神社に立ち寄った。写真は神社裏手の国道付近から撮影した綿向山。案内板には「平安時代の昔、紀州熊野権現系の若一王子の神を合祀して新宮と称したとも言われるところから古代は修験道者たちによっても崇敬された社」とある。


続いて村井の馬見岡綿向神社へ。勧請縄を見上げて境内に入れば、新年の喧噪は引いたのか静かな雰囲気だ。本殿前で賽銭を入れて裏へ回ると「神様にもっとも近い裏参り」とあり、また賽銭箱が置いてある。さすがは日野商人。
これにて、昨年の秋からの綿向山信仰の神社である押磐神社(綿向本宮、音羽)、小綿向神社(大屋神社、杉)、綿向神社(綿向新宮、仁本木)、馬見岡綿向神社(村井)の神社巡りは終了なり。
行程表
7:48 | 冬季駐車場、出発 |
7:55 | 御幸橋 |
8:20 | ヒミズ谷出合小屋 |
9:00 | 三合目・林道(9:00-9:07) |
9:49 | 七合目・行者コバ |
10:40 | 綿向山山頂(10:40-11:05) |
12:32 | ヒミズ谷出合小屋 |
12:56 | 冬季駐車場 |