鈴鹿:鎌ヶ岳
武平峠から秋の気配がある県境尾根を往復した。長雨の間の好天に体力維持登山だ。
- 登山日
- 2026年9月5日土曜日
- ルート
- 武平峠-鎌ヶ岳-武平峠
鈴鹿スカイライン
台風24号が沖縄付近で停滞しており長雨が続いていた。しかし、台風の南下により予想外の好天になったので、押っ取り刀で飛び出して来た。
湯の山かもしか大橋の気温計は18℃を表示している。前回の8月22日は24℃だったので随分と気温が下がった。裏道、中道、そして武平峠と、どの駐車場も僅かな自動車しか置かれていなかった。
鎌ヶ岳
武平トンネル東口の駐車場を6:48に出発すると、木の葉も、アスファルトの路面も濡れている。山道へ入ればヤシャブシのような緑の葉がたくさん落ちている。樹雨がポタリポタリと頭に落ちる。道の左右ではキノコがニョキニョキの季節になった。
武平峠から鎌ヶ岳へ向かう。県境尾根では微風があって気持ちよい。日の出が遅くなり、まだ左側の太陽は高度が低いので、陰影豊富な景観は朝の雰囲気を残している。休み休み歩いてホオノキの観察場所へ来たが逆光なので帰路での写真撮影として先へ進む。
赤ガレが近づくと、梅雨の雨によるものか登山道東側の崩壊が少し進行しているが、6月13日に比べて大差ない。傾いた木が落下するまでは序の口だろう。

山頂に到着すると登山者は4人(3組)。いずれも県境尾根で追い抜かれた人たちだ。下山者2人(1組)と挨拶を交わしているので、武平峠から6人の登山者と出合っている。何時ものように、皇大神宮の祠前で登山無事のお礼参りをする。
御在所岳や鎌尾根を眺めると、東風に乗って雲が斜面を這い上がってくるが、仙ヶ岳以南は西風のようだ。同じような高度でのこと。どういう風の吹き回しか。まだ、御在所ロープウエイには8時半の通勤ゴンドラが見えない。

望遠ズームを持参したので撮影し、EVFで拡大を繰り返して確認してみる。解像度が不足しているが、東雨乞岳山頂の標識とか、綿向山の大嵩神社やケルン(青年の塔)が写り込んでいた。しかし、雨乞岳の八日市山の会の木柱は無理だった。朽ちたのかも知れないけれど。(Z50 + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR)

この写真は綿向山の左に見える建物を拡大して切り取ったもの。どうやら、中央の円柱のように見える建物は「びわ湖大津プリンスホテル」らしい。手前は琵琶湖だ。左の高い建物はJR大津駅付近のプラウドタワー大津。彦根より遠いけれど、御在所岳からは手前の山にほぼ隠れている彦根に比べると、こちらの大津市内は丸見えだ。
ホオノキ
山頂を出発して岩頭を通過し、地形図の三角台地の入り口でヤマボウシの花の跡を見上げれば、なかなかにグロテスクだ。赤く色付き始めたものが幾つか混じっている。これ、食べられるのですかねぇ。




そしてホオノキの実がふたつ。立派なものをブラ下げてお出でだ。残りの実は大きな葉に隠れている。やがて黒変して地面に落ちるが、真っ黒な表面から赤い実がブツブツと見える様はグロテスクで、集合体恐怖症なのか見つけると思わず飛び退いてしまう。その先ではアオハダなのか、ウメモドキなのか、枝先の実が輝くようで美しかった。こちらの朱い実には、ほっとさせられる。
駐車場から鎌ヶ岳は標高差360m程だが、今日はこれにて下山し、午後に四日市市内で開催される「久留倍官衙遺跡 国指定20周年記念シンポジウム」へ向かった。土曜日だけれど、聴講者は年寄りばかりが目立った。
行程表
| 6:48 | 武平トンネル東口駐車場、出発 |
| 7:00 | 武平峠 |
| 8:10 | 藤内小屋(8:10-8:37) |
| 9:50 | 武平峠 |
| 10:02 | 武平トンネル東口駐車場、到着 |