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  3. 2009年6月7日

鈴鹿:御在所岳・国見岳

シロヤシオは散り、ベニドウダン、サラサドウダンが残った。これでツツジの季節は終わる。下山の国見尾根では、岳不動側の崩壊地に立ち寄って見物した。

登山日
2009年6月7日日曜日
ルート
中道-御在所岳-国見岳-国見尾根直登道-裏道

御在所岳

相変わらず鈴鹿スカイラインのゲートは閉鎖中、ゲート前の自動車は15台。日焼け止めを塗る。梅雨入り前の好天を期待しての5時出発だ。

写真1写真2

中道を登る。強風のなか、期待に反して霧の中に入った。コアブラツツジ、ツクバネウツギの花も多い。アカヤシオの表年には、種類の異なる花樹も一斉に表年となり、多数の花を咲かせる様に見える。何故だろう。気象条件だけが原因でないと思うのだが、こういうモノなのか。

溝道を飛び出してテラスを通過。霧が激しく波を打つ。イワカガミの小さな群落が視界に入る。土が流れて規模は小さくなるばかり。惜しいことだ。富士見岩までに出会った登山者は、下山が2組(3人+登山犬1匹)、登りが1人ナリ。

写真3写真4

霧の山頂(朝陽台)では、散ったシロヤシオが白い絨毯を作っている。ベニドウダン、サラサドウダンは今が盛り。風に揺れる枝をつかみとり、花の写真を撮ってみる。

霧と強風に、出発前の高揚感は消え失せた。目標は郡界尾根経由で雨乞岳だったが、国見尾根を下山することにした。岳不動側の崩壊地を見物しようと思う。

国見岳

写真5

雨に濡れたササの道を歩く。国見岳南峰が近づくと間近にシカの声がある。ここ数年で気配が濃厚になった。

山頂から引き返して国見尾根に入る。尾根入口に残る警告表示はゴミに過ぎない。現状では、国見尾根から岳不動への下山は危険なので通行不可。直登道を藤内小屋へ下山し、裏道をスカイラインまで下ることは可である。

次の地図は、GPS(eTrexH)による軌跡を地理院地図に編集・描画したもの。(×:界岩)

地図の大きさ:600×150 600×450 600×600

地図の大きさ:600×150 600×450 600×600 説明:地図表示について

その岳不動への下山口に到着。標識にはビニールテープで赤く×印がある。登山者1人が登ってきた。様子を聞くと、崩壊しており行かない方が良いとのこと。ごもっとも。崩壊地点まで往復して見物しよう。

写真6

ほぼ無傷の登山道を降りる。かなり下に土石流の白い谷が見えるようになると、突然、左側に褐色の岩壁が現れた。岩壁下に出て記念撮影。この岩壁の上方で発生した崩壊が、土石流となって不動谷を駆け下ったようだ。

写真7

昨年12月、鳥居道谷(岳参道)から岳不動経由で、この下50mの地点まで見物に来ている。急勾配の岩の堆積地帯であり、小石の落下音があって危ない雰囲気だった。ここからの下山は止めて、国見尾根に引き返した。

写真8

国見尾根に帰ると藤内壁側の霧も晴れて、一ノ壁辺りに人の姿が見える。

写真9

「界」と刻まれた岩で写真を撮ると、カメラ(D70)がこぼれ落ちた。ヤブの斜面を転がり落ちて視界から消える。捜索すること40分。結局、レンズは駆動部で前後に分離して大破。ミラーが丸見えのボディに、画像素子の具合を伺うまでもない。右の写真が、このカメラで撮影した最後の写真になった。

その間、斜面を這い回って見つけたモノは、剥がれ落ちた赤テープ2片、ストックの先端部、紐付きの風船(もちろん割れている)。何故か風船には良く出会う。

行程表

5:00鈴鹿スカイライン・ゲート
5:29中道登山口
7:18富士見岩(山頂・朝陽台)
8:17国見岳山頂
12:09裏道登山口
12:25ゲート
(作成 2009.06.10)(変更/地図を電子国土ver3→地理院地図 2014.07.19)