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鈴鹿:ハライド・腰越峠道

藤内小屋から朝明渓谷まで腰越峠道を歩いた。ただし、腰越谷は通行止なので、ハライド北尾根の新登山道を利用した。帰路は風越峠道(東海自然歩道)である。

登山日
2010年11月28日日曜日
ルート
鳥居道駐車場-裏道-藤内小屋-三岳寺跡-腰越峠-ハライド-北尾根-県道朝明渓谷線-水無-風越峠(東海自然歩道)-鳥居道駐車場

ルート図

2008年9月豪雨による割谷崩壊で通行不能だった藤内小屋-腰越峠間の登山道が整備され復旧した。一方、腰越峠北側では腰越谷が継続して通行止だが、これに代わるハライド北尾根の新登山道がネット情報に出てきた。この道は朝明渓谷駐車場の係員が持つ観光施設案内の略図にも既に書き込まれている。

次の地形図は、GPS(Garmin eTrexH)で取得した軌跡を編集して地理院地図に描画したものである。

地図の大きさ:600×150 600×450 600×600

地図の大きさ:600×150 600×450 600×600 説明:地図表示について

:鳥居道駐車場、:五輪塔、:腰越峠ケルン、×:「ハライド登山口」標識、:風越峠)

腰越峠まで

写真1写真2写真3

鳥居道駐車場を出発して、鈴鹿スカイライン、裏道登山道を歩き、藤内小屋の標識から木橋を渡って腰越峠道へ入る。五輪塔を過ぎると不動谷手前で岳不動の道が分岐するが、ここにも新しい標識が立てられた。発注元は、何故か朝明観光協会。

写真4写真5写真6

丸木橋で不動谷を渡り三岳寺跡へ入ると植林が間伐されて明るい。傾いていた石段は並べ直されており、これを登ると尾根上に鐘突堂跡の標識がある。

ヤシオ尾根への分岐にも、分岐方向を「県境稜線 青岳」と表示した標識が立つ。ここから腰越峠道は斜面を横断する細道に変わる。相変わらず一般登山道とは言い難い状態だと思う。細道が終わり、尾根に上がってハライドを遠望したと思えば、また新しい標識があり、その足下から急降下して谷へ降りる。目前には薄暗い植林帯がある。

写真7

植林帯を通り抜けると土石流で荒れた割谷へ出る。登山道は植林帯の中を上流側へ続いており、谷に出れば奥に崩壊始点を見上げて谷を横断する。崩壊地の真中の木は枯れずに1本が残ったようだ。この横断地点の左右両岸にも標識があり、左岸標識の裏側斜面を徘徊すれば、ササのなかに鉄筋やワイヤーが残っている。

左岸標識から下流側へ戻り、古い標識が残る乗越から大下りが始まる。下りた谷には被害なし。再度、もとの高度まで急登を要求する嫌なところだ。登り着いて徘徊すれば、こちらにもワイヤーが残る。私は、ここに吊り橋が欲しい怠け者です。

良い道に変わり、左に県境稜線方面の道を分岐して、腰越峠のケルンに到着。ハライドを見上げる。

ハライド北尾根

写真8写真9

腰越峠の標識によれば、腰越谷は危険なので通行止である。この谷は豪雨前でも充分に怪しかった。ハライド山頂は鈴鹿主稜線の展望台だが、御在所岳方面は既に逆光のなかに沈んでいる。藤内小屋からハライド山頂まで執拗に設置された標識もお仕舞い。まったく標識はないが、整備されて迷いようもない北尾根の道を下る。

写真10
写真11写真12

まもなく地図に記載されたガレ場が現れると、朝明渓谷を見下ろし、釈迦ヶ岳を真正面から見る。もちろん、風も遠慮なく吹き付ける。あまりに標識類がないためか、登山者からハライド行きの道かと問われた。

登山口標識がある腰越谷へ下り、河原を歩いて舗装路に出る。二又に東海自然歩道の標識があるが、三重岳連山の家で舗装路は寸断されたまま放置されており、この先の朝明川右岸の自然歩道も同様かと思い引き返した。朝明渓谷の駐車場に出て、東海自然歩道が通過する水無まで県道を歩く。バス停はあるが、1年間に1便のみとは、これ如何に。

風越峠道(東海自然歩道)

菰野町観光協会のサイトには、菰野町内の東海自然歩道は全面通行不可と表示されているが、水無から希望荘までは問題なかった。もちろん、飛び石で渡る朝明川は、増水時に渡河不能になるのは以前と変わらない。

写真13写真14

東海自然歩道は歩き難い階段道が不評。これに比べると、ハライド北尾根の道は上手に作られていた。希望荘で山神に参詣して駐車場に戻る。

行程表

7:49鳥井戸駐車場
8:46藤内小屋
10:11腰越峠ケルン(10:11-10:23)
10:35ハライド山頂
11:21「ハライド登山口」標識
11:45朝明渓谷駐車場
12:06水無
12:44風越峠
13:33駐車場
(作成 2010.12.04)(変更/地図を電子国土ver3→地理院地図 2014.08.02)