鈴鹿:国見岳
花見登山。咲き始めだった。ついでに上水晶谷の地獄谷出合いから国見岳の西尾根を登った。
- 登山日
- 2022年5月7日土曜日
- ルート
- 朝明渓谷-千種街道-上水晶谷-西尾根-国見岳-ブナ清水-朝明渓谷
千種街道
また朝寝坊をした。朝明渓谷の駐車場に到着すると一般車両用のスペースは満車になり、バス駐車場へ誘導し始めた。
千種街道を歩く。伊勢谷の610mのシロヤシオは散り始めている。花は程々に着いているけれど目立ちはしない。根ノ平峠が近づくと満開のシロヤシオがちらほら。昨年は良く咲いたので今年は期待していないが、コレばかりは咲いてみないと分からない。
国見岳
地図の大きさ:600×150 600×300 600×400
地図の大きさ:600×150 600×300 600×400 地図表示について
赤線:登山ルート、:地獄谷出合い、
:御在所岳方向の展望あり、
:桃岩
この地図は Garmin eTrex32x により取得した軌跡を編集して国土地理院の地形図に重ねて表示したものです。


花見の道草をして、上水晶谷を地獄谷出合いまで来た。ここから北側の斜面を登って、国見岳の西尾根に取り付く。
かなりの急斜面で登路に選んだことを後悔したが、戻るにも下降は危険なので、四足歩行で捉まる幹の安全を確かめながら身体を引き上げる。左下に岩が現れると尾根に乗ったようで、二足歩行が出来るようになった。なお、地形図の岩記号の位置は間違っており、航空写真を見れば実物は地形図より20~50mほど北側にあると知れる。
1000mまで来ると広い尾根の疎林となり、何処でも自由に歩ける。1040mに台状の低い岩があり、古いテープマークを見つけた。北側から登ってきたのか。以降、古い目印を散見する。




1075mでは御在所岳方向の展望があり、眼下の谷ではシカが逃げて行く。シャクナゲには紅いツボミを稀に見るが、今年の花は少なそう。1090mの岩が点在する砂場からは展望良好で、クラシや雨乞岳には雪がまだ残っているような。あとは桃岩を経由して登山者の気配がない山頂へ。
この時期の西尾根は良い雰囲気で1050m付近からはアカヤシオの花が落ちていた。再訪するにも地獄谷出合いからの取り付きは不味いので、まともな取り付きを探してみようと思う。


国見岳北面の県境尾根ではシロヤシオは白いツボミ。ブナ清水経由で千種街道が近くとシロヤシオは満開、ヤマツツジは朱色のツボミ。千種街道を下ればヤマツツジの花を見つけた。
花見の道草



火曜日には日当たりの良い場所で緑色に白が混じったツボミだったが、4日が経過して、それらは開花して良く咲いている。日当たりの良くない場所ではツボミが成長しないようで、いまだに緑色のままだったが。
行程表
8:07 | 朝明渓谷駐車場、出発 |
9:30 | 根ノ平峠 |
12:00 | 上水晶谷・地獄谷出合い(12:00-12:06) |
13:46 | 国見岳、山頂(13:46-13:56) |
14:48 | ブナ清水 |
16:23 | 駐車場、着 |