鈴鹿:尾高山
尾高観音前の駐車場に案内板が設置されている。そこに記載された4つのハイキングコースのうち、行者コースを登り、長坂コースを下った。
- 登山日
- 1998年1月2日日曜日
- ルート
- 尾高観音-行者コース-尾高山-長坂コース-尾高観音
行者コース
尾高山(533m)は福王山とともに釈迦ヶ岳の伊勢側に盛り上がった小さな山だ。国道306号線の「尾高口」バス停から西へ入るとT字路になって駐車場。その左が参道入口で、真っ直ぐに伸びる杉木立のなかの参道は、法隆寺・夢殿を思わせる六角形の小さい本堂に至る。
登山道は本堂の左側から入る。「詩碑・あずまや」の標識があり、右上へと道が分岐している。その細い道を登ると展望の開けた尾根上に「あずまや」がある。そのまま道をたどって尾根の北側を歩き、高さ50cm程の行者の石像前を通る。固定ロープのある樹下の道を急登すると東西に走る尾根に乗る。このあと、見晴コース、長坂コース、行者コースの三叉路まで良い道が続く。やがて、洗谷コースを合わせるT字路を左折して山頂に到着した。
山頂には鉄製の展望台があり、全方向に展望が得られる。最高点は少し北西に離れたところだが、ヤブっぽいので今日はやめにする。
長坂コース
三叉路まで戻り長坂コースへ下る。標識はあるが藪っぽく、果たしてここから下れるのか心配になる。長坂コースへ入ると薄暗い樹下の道をたどる。すぐに溝状の道になり、やがて浅い谷になる。落ち葉が詰まっており、道標は見当たらない。土砂崩れ防止のためか小規模な石垣があり、そこから右岸側に良い道が延びていた。尾根上の良く歩かれた雰囲気の道になるが、道に落ちた小枝や落ち葉がうるさい。また石垣があり、どんどん下るとススキのなかに飛び出した。眺望公園上部のゲートボール場である。この公園を右へ下ると焼合林道の舗装道へ出た。
参考
焼合林道からの見晴コースは上部を除けば植林帯。あまり展望は望めないが道は解りやすい。洗谷コースは他コースに比べると歩かれていない様子だ。(1997.12.13 現在)
行程表
10:30 | 尾高観音前駐車場 |
10:38 | 尾高観音 |
11:15 | 三叉路 |
11:25 | 洗谷コース合流点 |
11:30 | 山頂 |
11:50 | 出発 |
11:56 | 三叉路、長坂コースへ |
追記 2010年11月23日
洗谷コースの下山口標識には通行止と落書きされ、入口に枝が積まれていた。実際に通行できないものか確認はしていない。(山行記録 鈴鹿:尾高山 2010.11.23)