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鈴鹿:御在所岳

朝明渓谷から、上水晶谷、地獄谷経由の登山道で御在所岳に登った。山頂周辺では開花が遅れていたアカヤシオの花を見られた。

登山日
2010年5月9日日曜日
ルート
朝明渓谷-上水晶谷-地獄谷-御在所岳-国見峠-上水晶谷-朝明渓谷

記録

写真1

出発時刻が遅くなった。朝明渓谷の有料駐車場は盛況、目前の見返橋では堰堤の設置工事中だ。千種街道(伊勢谷登山道)で根ノ平峠に近づくと、登山者多数が標識からブナ清水へ入っていく。5年前には相当にササが茂っていた記憶があるが、そのササは消失してしまった。

花崗岩に青黒い岩が混じる上水晶谷の登山道を遡る。県境の東側は裏道登山道だが、この谷では豪雨被害は小規模な崩壊程度で済んだようだ。地獄谷の出合に近づくと、ミツバツツジに混じってアカヤシオが一株あり、花を数輪残していた。

地獄谷と呼ばれるが雰囲気は明るい。滝までのルートは良くないが、その滝を右岸から越えればカマ跡が点在し、ときには両岸のやや高い位置にアカヤシオの花を見られる。

写真2写真3

谷中央に鎮座する大岩から登山道は低いササに変わる。やがて、右側に北西尾根(上水晶谷左岸尾根)の鞍部が近づくので登ってみる。山頂の岩場に観光客、その周辺にアカヤシオが見える。地獄谷右岸尾根、地獄谷にもあるが、ここ北西尾根には何故かアカヤシオがない。

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地獄谷へ戻り、急斜面をジグザグに登って観光客で賑わう山頂・望湖台に到着した。早々に退却して、スキー場から国見峠西側の大岩へ降りる。

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国見岳に登って朝明渓谷へ帰るのは疲れそうなので、上水晶谷を安楽に下ることにする。降るに従って、花の主役はアカヤシオからミツバツツジに変わった。遠方から見るとアカヤシオと見間違うこともあるが、大方はアカヤシオより花色が濃く、株は小さい。

写真12
写真13

国見峠から1時間足らずで千種街道に出てしまった。時間に余裕があり、愛知川右岸を散策して根ノ平峠への道に戻った。

行程表

9:26朝明渓谷駐車場
10:19根ノ平峠
10:44上水晶谷(千種街道)
11:30地獄谷出合
13:19山頂
14:00国見峠
14:34地獄谷出合
14:55上水晶谷(千種街道)
16:02根ノ平峠
16:57駐車場
(作成 2010.05.09)(最終更新/書式等 2012.02.12)