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  3. 2012年5月13日

鈴鹿:お金明神

朝明渓谷を起点にして、初めてお金明神へ詣でた。残った時間で愛知川を散策し、帰路は千種街道とした。

登山日
2012年5月13日日曜日
ルート
朝明渓谷-中峠-愛知川-お金谷-お金明神-愛知川-千種街道-朝明渓谷

お金明神

リタイヤ後の楽しみを言い訳に、未訪問の鈴鹿山域をたくさん残してきた。しかし、突然死した同僚を見ていると、「朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれる身なり。」に違いない。疲れが残る一週間で朝寝坊もしたが、取りあえずお金明神へ。

写真1

朝明渓谷の有料駐車場は盛況。出発時、一般車用スペースは60%の利用率だ。車道を歩き、中峠への道に入る。2008年(平成20)9月の大雨で、曙滝付近が荒れていた記憶があるが、登山道は復旧されて何の支障も無い。

写真2写真3

ササ枯れの中峠から、歩き良い道を愛知川へ下る。鉄橋は通行止。テープに従って川へ降り、出会った団体さんの後について、間隔がある石を飛んで左岸へ渡る。明瞭な登山道を下流へ向かい、行き過ぎたかと心配になった頃、「お金谷出合」の標識が現れた。以前、枝に下がった「お金谷」(奥村)の標識を見た頃の記憶とは何故か雰囲気が違う。

テープを確認しながら、お金谷の怪しい踏み跡を登ると、右斜面に取り付いて尾根上に登り着いた。右へ踏み跡があるがお金明神か。テープは左に続いており、お金峠へ登るらしい。お金峠まで登り、引き返してお金明神へ。

写真4写真5
写真6写真7

お金明神は尾根上にあるものと思い込んでいたが、下降する道があり、少し下ると岩塔を見下ろす。お金明神だ。基部から見上げれば天狗面の岩塊。「塔尾金大明神」の神域であることを説く佐目・相谷地区の木札があるのみ。周辺に見苦しい表示板の類はない。

次図は、GPS(Germin eTrexH)で取得したお金明神までの軌跡を地理院地図に重ねたもの。

地図の大きさ:600×150 600×500 600×600

地図の大きさ:600×150 600×500 600×600 説明:地図表示について

愛知川

写真8

愛知川へ戻り、左岸を上流へ歩く。河原に出たところで、対岸にテープを見て徒渉する。タケ谷出合だったようだが、気付かぬままに右岸を遡る。道の有無を気にせず、行き詰まれば適当に迂回する。

記憶にある場所、ない場所。歩くうちに記憶にあるカマ跡とその周辺。現在位置を確認できた。カシミール3Dで印刷した地形図を引っ張り出して、お金谷出合からのルートの反省会。朝寝坊したので、ここから先の予定ルートは割愛。結構、疲れたのでゆっくりと帰路に着いた。

写真10写真11
写真12写真13

シャクナゲの花には少し時期が早かったようだが、今日は良いものを見られた。

行程表

8:10朝明渓谷駐車場
9:11中峠
9:45愛知川・徒渉
10:05お金谷出合
10:36お金峠
10:48お金明神 (10:48-11:06)
11:21お金谷出合
14:52朝明渓谷駐車場
(作成 2012.05.19、OpenLayers2 → 6 に変更 2022.01.22)