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  3. 2015年4月12日

鈴鹿:砂山

アカヤシオの花見登山。砂山でアカヤシオの花を楽しんだ。なお、ホタガ谷登山道は閉鎖されていた。

登山日
2015年4月12日日曜日
ルート
宇賀渓駐車場-宇賀渓-砂山-宇賀渓駐車場

宇賀渓

アカヤシオの開花は、昨日の御在所岳・中道(登山日記)ではオバレ石(800m)までだった。600m程度の砂山ならアカヤシオは充分に咲いているはずなので、最短の周回コースで花見に出かけた。

盛況な宇賀渓駐車場に到着したのは9時過ぎ。500円を支払い、登山届を書いて出発する。宇賀渓観音を過ぎたところで、新芽を食べる野ウサギを道端に見つけた。3メートルまで接近したが逃げない。後続の女子2人が来ても逃げない。飼われているのか。

写真1写真2

林道終点のホタガ谷登山道(裏道)入口は閉鎖されている。昨年、大雨被害の通行止から回復したが荒廃が激しいとのこと。森林組合にも必要な道だと思うが廃道か。川へ降りると吊り橋は撤去され丸木橋が渡されている。次の橋は青色ペンキが新しい。宇賀渓左岸の山沿コースを遡る。

五階滝手前で登山道の左右にアカヤシオを一株ずつ見た。対岸の砂山北斜面には薄紅色の花が見えるが、こちらはほとんど無い。ヨコ谷が近づき、60番標識の分岐で谷へ降りたが徒渉もあって良くない。山道を行った方が良かったか。ヨコ谷出合で二つの道は合わさるが、いずれにせよ崩れた斜面を固定ロープで下ることになる。

写真3写真4

ヨコ谷出合からは谷中を歩く。長尾滝手前で右岸が崩れており登山道へ這い上がる。長尾滝のハシゴは以前と変わらない。腐食していないか気を配りながら登る。これ、あまり良い思い出にはならない。

砂山

その先の堰堤から安定した山道に変わる。砂山の東西稜線まで上ると88番標識からアカヤシオの花が見られ、この先は標高500m付近まで、東西700m程の範囲に花が点在している。多くはないが、花見を楽しめる程度にはある。花数は少なめ。裏年か、砂山の特性か、初見なので判断できない。残念ながら、曇り空なので花色がさえない。

写真5写真6
写真7写真8
写真9写真10

「砂山」標識がある展望台からは整備された遊歩道に変わる。199番標識の分岐で右へ降りる遊歩道を選択し、50mほど下ると左に蛍石の鉱山跡がある。現在の地理院地図には鉱山跡前後の遊歩道は未記載。整備された道は続き、ベンチで福王山とサクラを眺めて一休み。水晶キャンプ場付近の国道421号線に降りた。

砂山以降の遊歩道は竹箒の類で掃いた跡があり、路面に落ち葉がない。おそるべし。登竜荘は撤去されて更地になっていた。森林組合が貸地物件の看板を置いている。駐車場で登山届に帰着時刻を記入して本日はお仕舞い。

行程表

9:30宇賀渓駐車場
11:10長尾滝
12:15砂山
13:28国道421号線
(作成 2015.04.16)