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鈴鹿:御在所岳

冬枯れの道。武平峠から御在所岳山頂を往復した。物足りないので貯水池に下りた。

登山日
2015年11月23日月曜日
ルート
峠道-御在所岳-貯水池-峠道

御在所岳

天気予報では雨の降り出しまで時間に余裕がある。武平トンネル東口を出発。道路南側のガードレール終点に手書きの「湯の山温泉」標識がある。旧道の入口だが、西へ登る踏み跡に気付く。行くと「照明分電盤」、中部電気保安協会はご苦労なことだ。

写真1

再出発。標高950mで右から尾根が合わさるが、溝道斜面に乱れはない。胸丈以上のササを覚悟して登る人はいない様子だ。登山者二人と行き違ってチロリン村の廃墟入口に到着した。地理院地図には建物4棟が書き込まれているが、すべて解体された。近年に解体されたものは基礎など残るが良く片づけられている。峠谷側の一段下の施設や峠谷源流にはゴミが散乱しており、観光客には見せられないだろうが。

遊歩道を歩き、虚しい国定公園記念碑を左に見て三角点へ向かう。昭文社の登山地図には記念碑付近に1212mの黒点が書き込まれている。何時になったら直すのやら。三角点には観光客と登山者がボチボチ。西側の霧の1212mにお一人様が御滞在だ。

写真2
写真3
写真4

三角点から引き返す。長者ヶ池では銅鑼が連打されている。五月蠅いやらで竜神様は引っ越したに違いないが、有力な転居先は東側の貯水池だ。ここなら窮屈しない。人工池西端の砂地に南側から最短ルートで降りる。

砂地には一面に獣の足跡がある。シカが逃げた気配はなかったが、私が鈍感なだけか。真新しい足跡が混じっている。北西と西から細流が流れ込んでいるが、北西は石組みされて小滝になっている。西はヌタ場化しているので踏み込みたくない。今年はまだ、御在所岳初冠雪のニュースを聞いていない。峠道を引き返した。

湯の山大橋・菰野町図書館

写真5写真6
写真7

片側交互通行中の湯の山大橋工事現場を見物。立ち寄った菰野町図書館は閉館。植栽されたカエデが色付いている。南側の三滝川から、最近公開されたライブカメラ映像の現場を確認して帰宅した。

行程表

8:52武平トンネル東口出発
9:12武平峠
10:11山頂遊歩道に到着
10:27御在所岳三角点
11:12遊歩道・峠道下山口
12:09トンネル東口
(作成 2015.11.24)