鈴鹿:板屋行者山
加太板屋(亀山市)の北東の山・板屋行者山に南尾根から登った。山頂には行者像など置かれている。
- 登山日
- 2017年1月4日水曜日
- ルート
- 屋渕川橋梁-加太川-板屋行者山-加太川-板屋川橋梁
板屋行者山
板屋行者山については、『三重県亀山市加太地区まちづくり協議会』に、「頂上には祠を祀り、…役の行者の尊像(…)が納められています」とある。また、『亀山市史』に「行者さん」の行事の様子など記載がある。登路については、『亀の細道』に勧められないとして「南側に良い道がありますが下部でJRの鉄橋を渡るか加太川の渡渉が必要」とあるので長靴持参で出かけた。
地図の大きさ:600×150 600×400 600×600
地図の大きさ:600×150 600×400 600×600 説明:地図表示について
この地図は、GPS(Garmin eTrex30)による軌跡を編集して地理院地図に重ねたもの。加太川の遡行では計測誤差が大きい。(赤線:登山路、紫線:下山路)




加太小学校の東側で国道脇に自動車を置いた。直ぐ東に関西線の屋渕川橋梁がある。この鉄橋下を加太川右岸に下りる。加太川を渡り、対岸の大岩右側から植林帯に上がった。
黄色のテープがあるが植林地の境界か。ほかに目印は何もないが、線路を目指して曖昧な作業道を登ると関西線を見下ろす尾根の末端に出た。ここから良い道が尾根上にある。これ以降、何の問題もなく山頂に達した。途中、左側が断崖となる急勾配があるが、加太板屋から見える露岩だろう。
山頂には、おそらく大日如来の石像、石灯籠、そして石室があり、室内に行者さんの姿がある。ここは南西に展望が開けて加太板屋を見下ろす。行者さんに見守って貰うには良い場所に違いない。
加太川


下山は往路を引き返したが、長靴を履いているので関西線の板屋川橋梁まで加太川を遡った。砂地にはケモノの足跡が沢山ある。
加太川は広い川幅だが、南側の植林で日陰が続く。南向きになると陽が差し込み、板屋川橋梁に到着。その橋脚は四角柱だが、下部は将棋の駒の如く五角形となり、加太川の上流側に突きだしている。国道下の階段で道路へ上がって駐車地に戻った。
行程表
10:28 | 屋渕川橋梁 |
10:50 | 板屋行者山山頂(10:50-10:58) |
11:17 | 加太川に下りた |
11:28 | 国道(大和街道)に上がった |