鈴鹿:羽黒山
正法寺山荘跡を出発し、裏羽黒(小野川沿いの南河内林道)を歩いて羽黒山(亀山市)へ登った。
- 登山日
- 2019年2月21日木曜日
- ルート
- 正法寺山荘跡-小野川(林道南河内線)-羽黒山-正法寺山荘跡
ルート概要

亀の細道に「羽黒権現と正法寺山荘跡から裏羽黒へ」というハイキングコースがある。羽黒山の裏面には、旧関宿方面から見える以上の巨岩があるとか。紹介コースは小野川沿いの林道を往復して巨岩を眺めるもの。往復ではつまらないので、林道を奥へ入り、筆捨山との鞍部に登って羽黒山を横断することにした。
地図の大きさ:600×150 600×300 600×500
地図の大きさ:600×150 600×300 600×500 説明:地図表示について
この地図は Garmin eTrex30 により取得した軌跡を編集して地理院地図に重ねたもの。:水田、
:林道の車両通行可能区間の終点、
:廃車2台、
:岩潜り
小野川
残念ながら曇り空。正法寺山荘跡に自動車を置き、マスクと長靴姿で出発した。山荘跡から小野川へは段差があるので、下りられる場所を探す。同様に対岸も段差があり、衣服を汚さず登る自信がない。倒木を跨いで上流へ歩き、適当な場所を見つけた。現状の水量では登山靴による小野川の遡行は無理だ。
上がったところは休耕田。道路に出ると林道標識がある。今から歩く林道は南河内線らしい。近辺でチェーンソウの音がする。


舗装された林道を歩く。林道周辺の植林が邪魔で羽黒山は見えないが、耕作されている水田が現れて展望が拡がった。巨大な岩が見える。植林より遙かに高い。が、これ以降は植林で羽黒山方向の視界なし。林道往復が正解かも知れない。
崩壊した植林小屋が現れて舗装道は地道になる。自動車の轍は小野川が北と西に二分する所まで。これ以降、林道は概ね残っているが橋はすべて落ちていた。関電美濃幹線250鉄塔の標識に誘惑されたが通過。水害で取り残されたのか、林業用車両1台が朽ちている。
筆捨山に近づくと、今度は自動車2台が朽ちている。軽トラックとセダンだが、セダンは後輪にチェーンを巻いている。その先の林道は最近に間伐された様子。「花ノ木」への登り口かと思うが元気なし。セダンに戻り、南側のカマ跡から斜面を登ると道が現れ、筆捨山-羽黒山の尾根に登り着いた。東海自然歩道の標識の直ぐ西側だった。
羽黒山
東海自然歩道の良く整備された道を行くと251鉄塔の入口標識がある。鉄塔周辺は伐採されており西側の展望が良い。
標識に従って東海自然歩道を離れて羽黒山歩道を下る。道は細く、尾根上の岩を巻くようになる。道が良くなると右下へ木製階段が下りていた。道間違いに気付く。250鉄塔方向に来てしまった。階段は小野川へ下りる巡視路の下降口らしい。鉄塔からは周辺の雑木が邪魔で展望は今ひとつ。青空になったが風が強い。手袋を引っ張り出した。
羽黒山歩道に引き返し、アップダウンする道に搾られる。岩を潜ると道が良くなり三角点に到着。西側の展望が良い。下山途中の展望台からはシャープの工場が見える。以前は緑の平野だったので興醒め。何処で間違えたのか、羽黒権現をバイパスして鳥居まで下りてしまった。
全行程でヒトに出合わず。マスクは羽黒山歩道で外したが、花粉症の症状は軽微だった。
行程表
11:12 | 正法寺山荘跡 |
11:28 | 水田 |
13:01 | 廃車2台(13:01-13:12) |
13:39 | 東海自然歩道-羽黒山歩道分岐 |
14:39 | 羽黒山三角点(14:39-14:44) |
15:11 | 鳥居 |
15:24 | 正法寺山荘跡 |