鈴鹿:御在所岳
武平峠から往復した。良く咲いたシロヤシオの花はそろそろお仕舞い。サラサドウダン、ベニドウダンも良く咲いていた。
- 登山日
- 2021年5月30日日曜日
- ルート
- 峠道-御在所岳-峠道
峠道
朝寝坊した。武平峠まで上がったが、三重県側駐車場は満杯。滋賀県側は雨乞岳の登山者なのか更に混雑しているので、三重県側を下ったところに自動車を置いた。先週はツボミだったタニウツギが満開だ。

時刻は8時過ぎ。武平峠から登れば15人ほどの下山者と出合った。最後に広場に飛び出せば「通行止」などの看板とフェンスがある。登山道は右だが左下の建屋跡に下りた。相変わらず大量のガラス片や廃材が放置されている。これで、登山者にゴミを持ち帰れとの看板が近くに設置されていたような。
現在の国土地理院の地図には、何故かチロリン村跡地にバンガロー8戸が書き込まれている。先週は、その西側にも一群のバンガローが記されていた。現場を歩くと、バンガロー跡の地形とか、便器を残した便所跡とかは残っているのだが、それを建屋と認識して地図化する技術でもあるのだろうか。
地図の大きさ:600×150 600×300 600×600
地図の大きさ:600×150 600×300 600×600 地図表示について
赤線:登山ルート
この地図は Garmin eTrex30 により取得した軌跡を編集して国土地理院の地形図(地理院タイル)に重ねて表示したものです。
御在所岳山頂部
遊歩道を長者池まで来ると、周辺の背が高いササは枯れて全滅している。種類が違うのか背が低いササは残っているので、高畑山(鈴鹿峠南)のように低いササは残るのか。山頂部では各所で同様のササ枯れが進行している。




三角点から東山頂(朝陽台)まで歩いた。シロヤシオは残っているが、サラサドウダン、ベニドウダンの季節に移った。何れも良く咲いている。
ヤマツツジも咲いているが、まだツボミが多い木が多数ある。4月中旬に鈴鹿スカイライン沿いの菰野富士で咲いていたが、この花期の長さは何か。スカイライン~山頂間の標高差は約1000m。これを7週間で咲き上がるとすれば、ヤマツツジの開花前線の上昇速度は140m/週になりアカヤシオと大差ない。他の花樹に比べて垂直方向の分布が広いので、ヤマツツジは花期が長いと感じるのか。




そして、地味な花色だがクリンソウだろうか。帰路、長者池近くの東屋では東に良く咲くヤマツツジを見つけた。以前なら接近しようとは思わなかっただろうが、背の低いササなら入れる。
朝寝坊して時間に余裕がないので往路を下山した。午後から気温が上がりそう。明日は爺さんの新型コロナのワクチン接種なので、無駄な発熱などしないよう体調管理を目的に早めの下山とした。
行程表
7:54 | 駐車地 |
8:02 | 鈴鹿スカイライン、武平峠登山口 |
8:11 | 武平峠 |
9:02 | 通行止表示前 |
9:58 | 御在所岳三角点 |
11:44 | 峠道下山口 |
12:33 | 武平峠 |
12:40 | 鈴鹿スカイライン、武平峠登山口 |
12:48 | 駐車地 |