鈴鹿:国見岳
アカヤシオの花見登山。カクレ谷左岸尾根からブナ清水に登って国見岳へ。国見岳北面ではアカヤシオが良く咲いていた。
- 登山日
- 2022年4月28日木曜日
- ルート
- 朝明渓谷-カクレ谷左岸尾根-ブナ清水-ヤシオ尾根-国見岳-県境尾根-根ノ平峠-朝明渓谷
カクレ谷左岸尾根
カクレ谷左岸尾根の末端にあるP582は遊歩道になっているけれど面倒なので、途中から尾根に取り付いた。
朝明ヒュッテからハライド登山口にある朝明渓谷遊歩道の標識4まで林道を歩き、あとは遊歩道を歩いて標識9からカクレ谷左岸尾根に乗る。不明瞭な踏み跡を適当に選びながら尾根を右から巻いて尾根上に出れば、そこには咲き始めたイワカガミと散ったヤマザクラがあった。
地図の大きさ:600×150 600×300 600×700
地図の大きさ:600×150 600×300 600×700 地図表示について
赤線:登山ルート、青線:下山ルート、~
:朝明渓谷遊歩道の標識4、6、8、9、
:岩場、
:カマ跡、
:展望があるハゲ、
:池、
:ブナ清水、
:池
この地図は Garmin eTrex32x により取得した軌跡を編集して国土地理院の地形図に重ねて表示したものです。


右側の植林(?)が760m位で雑木に代わると岩場があるので全身運動で身体を引き上げる。この尾根には670mくらいからアカヤシオがポツポツとあり、高度を上げると花が多数残っていた。昨日は雨だったので、いつもの枯れ池には水がある。
フナ清水に立ち寄れば、この季節のこの時刻には陽射しで明るいことを知る。紅葉の時期には日陰になっていた。
フナ清水を出発し、大地のシワのような地形に出合ったところでシワ2ヶ所を東西に歩いて軌跡を残してみるが、地形図にはそれらしい痕跡はなし。2ヶ所目の西端から登山道を離れて道草をする。以前はヌタ場に使われていた池にも水が少々ある。周辺のブナには四日市大学のブナ林全数調査で使われたのだろう多数のナンバータグが残置されている。
ヤシオ尾根・国見岳
ヤシオ尾根に上がるとアカヤシオが良く咲いているけれど、明らかに昨年よりは少ないと感じる。一方、国見岳北面の県境尾根は良く咲いており、こちらは昨年より多いかも知れない。昨年は良く咲いたので、今年は裏年だろうと思っていたがそうではないらしい。







登山道を登れば、山頂手前で木にミイラ男のように白いビニールテープを巻いて「桃岩」と書かれていた。何だかなぁ。混雑している山頂北側の岩棚からアカヤシオの様子を眺めて、今日はここまでとする。
県境尾根
県境尾根を根ノ平峠へ下る。ヤシオ尾根との分岐にあるシャクナゲはツボミが見つからない。昨年は良く咲いたので、今年はお休みか。
県境尾根では1050m付近まで多数のアカヤシオを見るが、それ以降は断続的になり、急下降する登山道の880m付近で最後の花を見送った。ここから石榑峠までの間、県境尾根の登山道直近では、いまのところアカヤシオを見ていない。釈迦ヶ岳東尾根、岩ヶ峰尾根、大平尾根、砂山など、県境から東へ離れたところにはあるのだけれど。
朝明渓谷の駐車場へ帰ると大型バスが5台も駐車しており、運転手が待機している。日帰り登山だろうか。いずれにも滋賀県立水口高等学校とあるので、今日は山登りが嫌いな高校生がたくさん生えそうだ。
行程表
6:54 | 朝明渓谷駐車場、出発 |
9:16 | ブナ清水 |
10:17 | ヤシオ尾根に上がる |
11:16 | 国見岳、山頂(11:16-11:21) |
13:16 | 根ノ平峠 |
14:20 | 駐車場、着 |