鈴鹿:御在所岳・国見岳
アカヤシオの花見登山。しかし、昨日の雨上がり後に吹いた強風により、かなりのアカヤシオが花を散らせてしまった。いまさらながらに風の威力を再認識した。
- 登山日
- 2022年4月30日土曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-国見岳-ヤシオ尾根-裏道
御在所岳
蒼滝トンネル西口の駐車場(駐車率4割)に自動車を置いて出発。割谷の道から中道へ入り、五合目展望台から御在所岳、鎌ヶ岳を見ればアカヤシオの花の色がない。先週の様子から最上部には花があると想定していたので、びっくり仰天。
中道を登れば七合目付近までアカヤシオの花は皆無。痛んだ花が枝に引っかかっている程度だ。地面に落ちている花も多くはない。八合目手前から花を見られるようになるが、その様子は様々で、良く花を着けた木もあれば、大方の花を散らせた木もある。


しかし、山頂部では花が残っていた。昨日夕刻の雨上がりの後には強風が吹き荒れた。この強風の被害で散った花が多いと思われるが、山頂部の様子は、どういう風の吹き回しなのか。風裏の東面、南面はある程度は被害を免れたか。
地図の大きさ:600×150 600×550 説明:地図表示について
この地図は Garmin eTrex32x により取得した軌跡を編集して国土地理院の地形図に重ねて表示したものです。
国見岳
この無残な有様に、2日前の木曜日には良く咲いていた国見岳北面が気になる。予定ルートを変更して国見岳へ向かえば、やはり被害は大きかった。


写真は2日前との比較。左のアカヤシオは花が散り、傷んだ花が残されているだけ。かなり極端な事例だが、背後の青岳でも散っている。
三重県大気環境情報で昨夜の御在所岳山頂の状況を調べると、21時に風速18.6m/s、北西の風が記録されている。こんな強風が吹けば花は散るなぁ。今年は開花時期が早かったので、そんなにツボミは残っていないように見受けられる。まだ花は残っているが、カメラをザックから取り出す機会もなく、ヤシオ尾根を三嶽寺跡へ下山した。
行程表
6:13 | 蒼滝トンネル西口駐車場、出発 |
6:57 | 中道三合目 |
9:21 | 御在所岳・富士見岩 |
10:13 | 御在所岳・三角点、出発 |
11:04 | 国見岳山頂、着 |
13:13 | 藤内小屋(13:13-13:23) |
14:02 | 駐車場、着 |