鈴鹿:猿登
コエドから作業道をヘリポートまで歩き、猿登の三角点から植林の北尾根を帰った。猛暑が続いているが、作業道、北尾根ともに風が通り抜けて涼しかった。
- 登山日
- 2024年7月29日月曜日
- ルート
- コエド-作業道-ヘリポート-猿登-北尾根-コエド
コエド・作業道
延坂集落から舗装された幾里林道を自動車で登る。林道は狭いが、路面はほぼ問題なし。小屋があり、舗装が途絶えるところがコエドで、小屋の前に自動車を置いた。
コエドは風が通り抜けるが、植林の合間からの展望はソノドが見えるだけ。幾里谷側の急斜面には地形図の破線路は見当たらない。南へ歩けば直ぐに作業道のゲートがあり、無許可車両の通行禁止、採取・ゴミ投棄・火気使用の厳禁などの注意書がある。
作業道を歩く。幾里谷側は植林、山側にはシダと咲き始めたマツカゼソウが風に揺れている。この時間帯は日陰なので帽子いらずで涼しいが展望はない。


道路沿いに中部電力の三岐幹線 No.20、No.19 の標識が現れ、次の消えそうな No.18 の標識から怪しくなったプラ階段を登ってみたが、鉄塔からの展望はソノドばかりだ。
地図の大きさ:600×150 600×700 説明:地図表示について
紫線:登山ルート、:コエド、
:三岐幹線 No.18 鉄塔、
:ヘリポート、
:展望良好地

先を急ぎ、作業道の最高所から少し下るとヘリポートがある。南側の展望が良好で、烏帽子岳と三国岳の間を三岐幹線が通過しており、その後方は何処が山頂だか分からない御池岳と、その右側に鈴ヶ岳が見える。
猿登
引き返して尾根の植林境界を登るとヒカゲノカズラの草ハラで西側の展望が広がった。踏み込むと大量の花粉が風にさらわれていく。

No.18 鉄塔ではソノドに隠れていた霊仙山が姿を現した。霊仙山は9年前に柏原~山頂~醒ヶ井を歩いたっきり。標高差が少なくなるコエドから歩いてみようと思い偵察に来たけれど、体力が足りるのか少し心配だ。
北へ歩き、低木の間に三角点を見つけた。国土地理院の点の記には点名の猿登に「さるのぼり」と振り仮名があり、南東側の上集落から登っている。
北へ続く尾根は西側が植林、東側は植林だったり雑木林だったり。歩きやすい尾根で、裸地や鉄塔の切り開きから西側に展望がある。東側は雑木林の上に上石津の村落が見え隠れする程度だ。前方では現れたシカが警戒音を発することもなくスッと消えた。植林だが風が通り抜ける。日陰なので涼しくて、土曜日の御在所岳のように虫が纏わり付くようなこともない。これほど快適だとは思いもしなかった。
行程表
9:29 | コエド、出発 |
10:53 | ヘリポート(10:53-11:00) |
11:05 | 展望地(11:05-11:10) |
11:12 | 猿登三角点 |
12:16 | コエド、到着 |