鈴鹿:国見岳・御在所岳
ヤシオ尾根からアカヤシオの花見登山。ヤシオ尾根上部、県境尾根、国見岳と御在所岳の山頂部では良く咲いていた。
そして、国見岳北峰の奇妙な形をした岩を写真撮影した。
- 登山日
- 2026年5月2日土曜日
- ルート
- 裏道-ヤシオ尾根-国見岳-御在所岳-峠道-三嶽寺
ヤシオ尾根
「湯の山かもしか大橋」を出発して鈴鹿スカイラインを歩く。菰野富士の展望台だったところで右へ曲がり御在所岳の8合目を見上げるが、既にアカヤシオの花色は見えない。
裏道へ入り、藤内小屋から昨日の雨で増水した北谷を石を飛んで渡る。三嶽寺跡へは何時もより下流側を渡って御手洗石へ上がった。靴を濡らさずに済んだ。
このルートではよく見る790mの遅咲きのアカヤシオは既に花がない。今日のヤシオ尾根歩きは遅刻らしい。固定ロープがある山腹道は道が斜めになっており、靴で水平に土を切ってみる。登山者が少ないのか。砂の斜面になった登山道を這い上って935mの尾根末端に立ったがアカヤシオは散っていた。小さな鯉のぼりは黒い残骸になっている。ようやく一段上の955mで雲母峰方向にアカヤシオの花が残っていた。
爺さんになって集中力など明らかに落ちてきた。三嶽寺跡からの登りは、崖っぷちでの足下の安定感が今ひとつなので、安全を考慮すれば5年後には朝明渓谷からのハライド経由かブナ清水経由にする方が良いかも知れない。


そのハライド経由の道に合流するがアカヤシオは余り残っていない。昨日、雨後の強風で散った気配がする。キノコ岩付近まで西進すると花が残っており、県境尾根の国見岳北面も良く咲いていた。
奇妙な形の岩(国見岳北峰西面)
今日の第二目標・御在所岳から見える「奇妙な形の岩」へ向かう。この岩の遠望写真と位置図は「鈴鹿:御在所岳・国見岳 2025-09-27」にある。
桃岩から南西方向へ下りていくと、斜めに傾いた石塔が地面から突き出している。適当な表現ができないけれど、初見はツノのような、宇宙戦艦ヤマトが右上へ飛び出して行くような形に見える。まだ周辺の若葉が展開していないので全体を見通せた。




北東側から西側へ反時計方向に移動すると、随分と形が変わる。基部の大岩から斜め方向にツノが飛び出して、その下は岩屋のようになっている。持参した広角レンズでは基部の部分を同じ画角に納められなかった。レンズはAPS-C用なのでフルフレーム換算で18-36mmになる。(Z50 + AF-S NIKKOR 12-24mm 1:4G ED)
サーバ容量の都合で、この奇妙な形の岩の大きめの写真を写真集「国見岳の『奇妙な形の岩』」に置いた。
国見岳
国見岳山頂から北面の県境尾根を見下ろせば、花が散り始めているとはいえ、青岳付近までアカヤシオは良く咲いている。2年前は明瞭な裏年だったので、隔年開花を想定すると意外な結果だ。昨年は表年だとしても花は少なめだったので、その裏返しか。
ただ、アカヤシオの花には良い表年の沸き立つような熱気がなくて、何処かすき間風が吹いているように感じる。観察日数が足りなかっただけかも知れないけれど。中道の通行止は、まだ解除されていない。
ついでに石門へ登ったが、支えに使えた立木がなくなったので、上がり、下りに難儀した。短足人間なので仕方ない。「奇妙な形の岩」は石門からは見えなかった。
御在所岳
朝陽台(東山頂)では御在所レーダー雨量計の更新作業が進んでおり、ドームが新しくなった。新しいドームはテカテカのバレーボールみたいで、従来の多面体よりサイズが小さくなり、頭でっかちのドラえもんみたいな形でなくなった。


ロープウェイの観光客が多い。三角点、御嶽大権現を巡って武平峠へ下山した。
峠道
遊歩道から林間学舎跡へ入ると、御嶽大権現の左下に大岩が見えた。写真の左下だ。この岩は郡界尾根を下ると東側にある岩だろうか。一時期は「猪岩」の名札があった。
この大岩も立木から登ることが出来て、シロヤシオの花の上へ飛び出したことがある。この木もなくなったので、いまは登れないだろう。周辺で余程に花が咲けば、ピックアップラダーを持ち込んでみようかと思うが、もう背負子とか適当な運搬道具がない。


峠道を下り始めると西方に反射光がある。これは、国定公園記念碑の下付近からも何度か見ている。(写真右上)背後に見える鉄塔は西山の南にある送電線らしい。ならば、その手前の山中に太陽光発電施設があったので、パネルの反射光か。環境保護の名目で環境を破壊することになった経産省の素人政策によるゲテモノだ。
三嶽寺
武平トンネル東口から鈴鹿スカイラインを歩く。百間滝橋を通過するとヤマツツジの朱いツボミを見た。周辺ではアオダモの白い花が咲き始めている。昨日見た余野公園(伊賀市)のヤマツツジは良くなかった。今年のツツジの花は良く分からない。
蒼滝トンネル西口から東海自然歩道へ下ろうとしたが、「湯の山温泉方面」の標識は残っているが道の入口が分からない。探ると伸びた枝に隠されているが道は健在だ。砂と落ち葉で滑りそうな急坂を下り、東海自然歩道を大石公園経由で三嶽寺へ向かった。


三嶽寺の「木」は葉を赤から緑へ変えている。そして、赤褐色の実がたくさんぶら下がっている。なんと、この木は雌らしい。本堂の不動尊を参拝後、道路に落ちた実を集めてみた。やはりハナノキで良いのかな。
行程表
| 7:20 | 湯の山かもしか大橋、出発 |
| 7:37 | 鈴鹿スカイラインから裏道へ入る |
| 8:08 | 藤内小屋 |
| 8:29 | 三嶽寺跡、御手洗石 |
| 9:26 | ヤシオ尾根、ハライドからの道に合流する |
| 10:00 | 県境尾根 |
| 11:04 | 国見岳山頂 |
| 11:29 | 国見峠 |
| 11:56 | 御在所岳・朝陽台 |
| 12:30 | 御在所岳・三角点 |
| 12:58 | 遊歩道・武平峠下山口 |
| 13:41 | 武平峠 |
| 13:49 | 鈴鹿スカイラインへ下りる |
| 14:48 | 蒼滝トンネル西口 |
| 15:04 | 三嶽寺(15:04-15:20) |
| 15:43 | 湯の山かもしか大橋、到着 |