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  3. 2006年10月9日

鈴鹿:銚子ヶ口・水舟ノ池

杠葉尾から北尾根の一般登山道を歩いて銚子ヶ口に登った。さらに、南へ稜線を下って舟窪まで歩き、引き返して水舟ノ池を巡った。

登山日
2006年10月9日日曜日
ルート
杠葉尾-銚子ヶ口-舟窪-水舟ノ池-銚子ヶ口-杠葉尾

銚子ヶ口

写真1写真2

国道421号線(八風街道)沿いの登山口から登る。自動車は東に下った林道入口の三角地に置いた。

7時のチャイムを聞きながら、植林帯の一本道を登る。緩急が入れ替わるが歩きやすい登山道だ。北尾根の東側を歩いて約1時間、植林ばかりで退屈した頃、須谷川の水音が聞こえる尾根上の道になった。

やがて須谷川に降り、流れに沿って登るとチェーンソウのエンジン音が聞こる。支流を対岸に渡れば、登山道の両側で間伐作業中。頭上に倒れて来てはマズイので様子を見ていると、作業を中断してくれた。

これを過ぎると、ようやく植林帯が終わる。よくも、こんなところまで植林をしたものだと思う。疎林に変わった谷を、日が射し込んでくる目前の鞍部を目指して登る。(写真1、2)

飛び出した尾根は展望抜群。鈴鹿の主稜線に並ぶ山々。その間に開いた窓から見える伊勢湾。そして、竜ヶ岳の右側には冠雪した山が2つ、御嶽山と乗鞍岳かな。 ここは、銚子ヶ口の三角点から北東へ下り、北へ方向を変える尾根上のT字路。モノレールはどうかと左へ見に行くと、まだ残されている。終点のレールは錆びていない。

西峰・大峠・舟窪

写真3写真4

T字路へ戻ると、東峰への登り道を見落として、そのまま水平の良い道を歩いてしまう。山頂三角点の北側を西進する巻き道だ。

溝を跨ぐところでこの道を離れ、三角点から西へ下りる道に乗り換えれば、またT字路になる。「鈴鹿の山と谷」によれば、このあたりが中峰だ。標識があり、消え入りそうな文字が左は南峰、右は佐目峠と教えてくれた。

右へ歩けば先ほどの巻き道を併せる。尾根は弧を描き、展望の良いピークに到着した。また、消えそうな木製標識に西峰とある。峠に下ると西斜面に目的地・水舟ノ池周辺の植林が見えた。(写真3)

次のP1067mは西側を巻く。飛び出した広々とした峠には、「大峠」の標識が残されていた。この明るさは何だろうか。ザックを降ろしてひと休みする。(写真4:後方は綿向山)

大峠から舟窪を往復する。尾根筋は樹林に変わり、コブを越えると割れたプラスチック標識。自然と進めば「大峠ノ頭1080m」の名板がぶら下がっていた。ここは銚子ヶ口周辺の最高点だが、ルートをはずれたことになる。北東を向いて歩いているよ。展望もないが、どうやら、このあたりが深谷山らしい。

写真5

割れた標識に戻って尾根を下れば、右に現れた崖の上を通過する。左の木陰に窪地を見て再度、危険な崖を通過すれば細長い窪地が現れた。舟窪。写真を撮っても、木陰と木漏れ日のまだら模様にしか見えない。

舟窪から東側のピークに登る。相変わらず展望はない。山名板は枠を残してどこへやら。この付近で出会った単独行の2人は、どちらも杉峠へ行くのだという。ここで分かれて大峠へ引き返し、今日の目的地・水舟ノ池へ向かった。

水舟ノ池

写真6
写真7写真8

大峠ノ頭付近で、朝明渓谷から谷尻谷経由で登ってきた登山者と出会い、大峠で分かれた。歩いてみたいルートだが、何時になるのやら。

大峠の標識から西へ下りると小尾根が現れるので、これを下る。右側は植林だが尾根上は伐採されて明るい。やがて、植林の中に水面が現れた。

鈴鹿の標高960m、稜線の近くに、これほどの池があることの不思議。植林に囲まれてはいるが、池が広いので暗い感じはしない。

池を一周してみる。南東側は暗い植林帯。水辺にはヌタ場が2つほど。池の水は北東側からハチノス谷へ落ちているようだ。北西側にまわれば外輪山のように少し高くなっており、ここから眺める池の背後には、大峠周辺の稜線が連なっている。

北東の水が落ちるあたりから尾根上の踏み跡を登り、西峰南側の峠に帰った。池から80mほどの高度差だが疲れる。西峰は東側の巻き道を行く。

南峰・三角点・東峰

写真9

往路を引き返して銚子ヶ口・南峰に立ち寄る。展望が良い。ここは、大峠も同様だが、草原と言うよりは裸地に近い。入道ヶ岳の山頂のように、多数の人に踏み荒らされたとも思えないのだけれど。

三角点経由で到着した銚子ヶ口・東峰は素晴らしい展望だった。しかし、冠雪した山々は靄の中に隠れてしまった。やはり午前中に来ておくべきだったと悔やむ。足下にはアカモノがボケ咲き。センブリの写真を撮って下山する。今日、山中で出会った又は見かけた登山者は5人ほど。皆、単独行だった。

登山ルート

地図の大きさ:600×150 600×500 600×700

地図の大きさ:600×150 600×500 600×700 説明:地図表示について

上図は、GPS(Empex map21EX)で取得した軌跡を編集して地理院地図に描画したものである。(赤線:往路、青線:帰路、:モノレール終点、:銚子ヶ口・東峰、:銚子ヶ口・南峰、:銚子ヶ口・西峰、×:「大峠」標識)、×:「大峠ノ頭」標識)

行程表

6:59登山口
9:04尾根上(モノレールへ、9:04 - 9:18)
9:50銚子ヶ口・西峰
10:06大峠
11:00舟窪(11:00 - 11:10)
11:40大峠
11:49水舟ノ池(11:49 - 12:11)
13:30銚子ヶ峰・東峰
15:31登山口
(作成 2008.12.26、変更/地図を電子国土ver3→地理院地図 2014.04.05)