●事故時には加害者・被害者双方ともかなり動揺する。(事故経験者は意外と冷静)
事故の程度にもよりますが、まずパニックになります。
理由は事故してしまったという気持ちの部分もありますが、
それよりも目に見える光景が冷静さを奪います。
車の多くは、衝撃を緩衝する目的で作られているため、予想以上に壊れます。また人が出血していれば、
見慣れていないから余計に動揺します。
特に男性は、血に対して弱い傾向がありますね。
事故時には、パニックになる事は仕方がないです。未知との遭遇ですから仕方ないです。
ただ日頃からの気構えは大切です。
@ 救急車の要請が必要かどうか?必要ならまずは救急車の要請!
まずすべき事は、人が優先されるという事です。当事者双方の身体の問題です。
現場を聞かれたら、大きな目印になるものを伝える。
あるいは近くの電柱に表示されている住所を伝えます。
※大丈夫と自己判断せずに、軽度であっても必ず病院には事故当日に行く事!
A 二次事故を防ぐ手段を講じる。
必要に応じて現場周辺の人に救援を申し出る。野次馬はうまく利用する事です。
B 警察への連絡
軽度の事故でも必ず連絡し指示を仰ぐ事!
相手が大丈夫と言って、現場を離れたとしても必ず連絡する事!
相手が文句を言っても、お願いされても警察への連絡は絶対です。
C 保険会社への連絡
確認できれば、相手の氏名・住所・連絡先を確認する事です。
D できればする事
相手の免許書の確認と目撃者の確保
@ すべて事故担当者に任せ、指示に従うこと!
基本は、担当者がすべて行うもので自分は何もする必要はないです。
A 被害者から電話があれば、日時と内容をメモする。
B 保険会社の担当者に連絡し、対処させる。
C 被害者からの迷惑電話等を受けたら必ず証拠を残す。
@ 加害者には、絶対に連絡するな!特に職場、深夜の連絡は論外!
保険会社の事故担当者から連絡が入った時点で、加害者は関係ない事を理解する事!
加害者への連絡は、事故担当者がなかなか動かない場合のみ!
その際には、担当者に文句を言ってもらうように丁寧に依頼する事!
A 事故は、車と身体は別々に対処する事を理解する。
車に関して
過失割合によってもかわりますが修理を急がせる事!もたもたしてると数カ月かかる場合もあります。
できれば信頼のおける知り合いの店に依頼し、
事故担当者から修理工場にすぐに連絡させ、修理を急がせる事!
身体に関して
入院の必要がない軽度の打撲・捻挫でも最低1年程、通院する事!
大丈夫と思っていても後から痛み・変調がでる場合あり、誰も代わってくれませんよ。
受診で大切なことは、事故時にすぐ脳外科で受診・MRI、CT等による検査をうける。
自覚がなくとも脳に異常がある場合もあるからです。
特に事故から1日間は身体の変調には、気をつける事!
翌日には、整形外科に受診する。続いて事故対応してくれる接骨院等で毎日治療を受ける。
治療には、接骨院だけでは認めてもらえないため、月に一度は整形病院に受診する事!
半年ほど毎日治療を受け、半年を過ぎたら少しづつ治療回数を減らします。
保険金目的で受診しているようにみられますが、気にせず面倒でも必ず続ける事!
何度も言いますが、後でつらいのは自分です。
1年程したら、季節の変わり目・寒冷期を経験しますので、
異常が感じられないようなら治療の終了を考えます。
あまり長く治療を続けると、今度は異常がないにも関わらず、変調をきたす事があります。
自分で自分の身体に元気になったと理解させる事も必要です。
ここで、もう一つ大事な事は、異常は必ず検査に反映されるとは限らないという事です。
検査結果の判断だけで、完治したと判断する医師もいます。
しかし本人に痛み等の自覚があれば完治ではないです。
あくまで自分の身体です。異常があるなら明確に伝える事です。
場合によっては、病院を変える事です。
B 治療費の支払い
自分で払わない事!一時立て替えもしない事!
事故時の受診の際には、支払いを言われますが、金ない!と言って払わない!
病院は、治療を拒否する事は法的に禁止されています。
支払いは、事故担当者にすぐ病院に連絡させればOKです。
病院は事故となると保険外診療となり、通常の2-5倍の金額を請求します。(多くは2倍)
また月末時は、手続き上の問題から請求を急ぎます。
保険証の提示なしで受診すると保険証を提示すれば返金します。だけど月が変わるとだめです。
と言われた経験ないですか?
月末の保険請求の業務があるためです。あくまで病院の都合です。
C メモを残す
経過についての詳細は記録する事!後で経過がわかるように記録を残す事です。
治療が長期にわたると詳細が不透明になるからです。
特に治療先と日は記録してないと慰謝料の請求等に必要となります。
かなり長くなりましたが、
車より金より相手よりも自分の身体が一番大切だという事を忘れないように!!!
何度も何度も言いますが、後の身体の痛みの辛さは自分だけです!!