アクセシビリティのメモ帳4

  4.最近、よく見かけるようになったちょっとうれいしい触知案内板です。(2003年9月7日)(2007年3月10日最終更新)

●桑名駅前ロータリーにある触知案内板

触知案内板の写真
(拡大版は画像をクリックしてご覧ください。文字情報がないので画像に直接リンクしています。)

●近鉄四日市駅2階コンコースにある触知案内板

触知案内板の写真
(拡大版は画像をクリックしてご覧ください。文字情報がないので画像に直接リンクしています。)

 従来からの点字案内板に比べ、図の説明文が記されていたり、現在地のマークを他の凸よりも高くして目立たせるなどの工夫がされ、さらには、音声案内、見やすい配色など、障害者や高齢者などが利用しやすいよう配慮されています。

 社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会の「視覚障害者の安全で円滑な行動を支援するための 点字表示等に関するガイドライン」では、触図案内板・点字案内板の取り付け位置として、写真のような傾斜面への場合は高さは80cm、トイレの入口など垂直面への場合は140cmとされています。

 ただ、課題をあげるとすれば、この触知案内板までどうやって誘導するか、触知案内板があることをどう周知するかでしょうか。
 誘導ブロックや音声チャイムなどで案内がされていますが、広い駅の構内などでは、その近くまでいくことがなかなかむずかしいようです。一言声をかけたいですね。

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