パーキンソン病(PD)
r. 排泄障害 
非運動障害の一つに排尿障害があること、それが自分に出現してきていることについては、独り言 h で述べてきましたが、排便障害の便失禁もパーキンソン病の症状の一つなのでしょうか?
ところで、リンク集8で紹介している「日本コンチネンス協会ウェブサイト」では、その「基礎知識」のページで、「排泄障害」とは「排尿病害」と「排便障害」の二つからなり、さらにそのそれぞれについて、症状別に細かく分類され病名がついていることが、うまく整理されています。
それによると、ペイスケの排尿障害は、尿が漏れる【尿失禁】>(のうちの)溜められずに漏れる『蓄尿障害』>(うちの)我慢できずに漏れる「切迫性尿失禁」にあたります。
これまででしたら、トイレに行きたいなと思っても、我慢しているうちに少し忘れるようになって、また行きたくなって、それも我慢しているとまた忘れてというように、何回かの波のようなものがあってから、遂に我慢できなくなってトイレに駆け込みぎりぎりセーフという状態だったのが、今は、その波の第1波か第2波の段階で、我慢できなくなって、しかもトイレまでもたずに少し濡らしてしまうというような状態になっています。
それでも、パーキンソン病の症状の一つだと受け入れることができました。
そんな中、先日、便失禁し、さすがに少し落ち込みました。
同様に「日本コンチネンス協会ウェブサイト」によると、便が漏れる【便失禁】>(のうちの)、我慢できずに漏れる『蓄便障害』>(うちの)(a)括約筋のゆるみと下痢からくる「腹圧性便失禁」と、(b)下痢による「切迫性便失禁」、さらには、出にくいので漏れる『排便障害』>(うちの)(c)便があふれ出る「溢流性便失禁」のまぜあったような症状で、我慢できずに漏れたのに間違いはないのですが下痢ではありませんでした。
パーキンソンの排便障害は、独り言hの自律神経症状で述べた「便秘」だと思っていただけに、少々凹みながらも、パーキンソン病と排便障害についても少し勉強しないとと感じさせるできごとでした。
【主治医のコメント】
次の受診日に主治医にこのことを話したところ、「おならをした際に便が漏れてしまうのは排便障害には当たらない。処方されている薬の中に便秘を緩和するための下剤が含まれており、その服用によるもので、肛門機能不全とはでないと思う。心配いらない。」とのでした。
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