鈴鹿:入道ヶ岳
二本松尾根での転倒による肋骨の骨折から一年が経過した。(肋骨、折リマシタ)それ以来、入道ヶ岳の山頂には登っていない。そろそろ、天狗さんのお許しが出ていても良さそうだと思い、また井戸谷からイシグラ経由で登った。
- 登山日
- 2005年11月20日日曜日
- ルート
- 井戸谷-イシグラ-入道ヶ岳-二本松尾根
記録
いつものように、椿大神社の駐車場から出発すると、数発の銃声が聞こえてきた。猟期が始まった。井戸谷登山口で遙拝所跡に立ち寄ったが、やはり荒れたままだ。通報ポイント5を過ぎたところで登山道を離れ、右岸尾根上のイシグラへ向かう。

踏み跡を追えば、明るい尾根上に注連縄で囲まれた磐座が現れる。イシグラ中央の空洞部分は掃除されたようで、ずいぶんと綺麗になっている。青空の下、風に揺れる白い紙しでを見ていると神々しい雰囲気になってくる。(入道ヶ岳・イワクラ巡り)
イシグラから尾根を登る。いったん尾根の勾配が緩くなると「境界」の標石に出会う。ここから錯綜する獣道を適当に選んで低木のなかを登り、山頂東面の笹原の下に出る。見上げる山頂に登山者は僅かしかいない。

悲鳴のような登山者の声。山頂の風は強くて冷たい。しかし、二本松尾根の登山道を降った風下側では陽射しを受けてホカホカと暖かい。この極端な落差が可笑しい。
二本松尾根を降る。去年、転んだのは何処だったか。今日も転倒したら天狗さんに出入り禁止を申し渡されたと思うしかないが、「天狗の腰掛」まで無事に降りてきた。

椿大神社で綺麗なカエデを見つけた。これ以外は、あまり紅葉の色が冴えない。宮妻町の楓谷に立ち寄ったが、こちらも同様だ。まだ最盛期になっていないので、これからに期待できるかも知れないが ...
行程表
10:19 | 椿大神社 |
11:51 | イシグラ(11:51-11:58) |
12:43 | 入道ヶ岳(12:43-13:05) |
14:30 | 椿大神社 |
(作成 2008.12.26、改訂/書式等 2012.07.07)