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鈴鹿:御在所岳

GPS(eTrexH)の試運転。登山道を歩いてトラックデータを取ったが結果は良好だ。

登山日
2008年11月9日日曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

朝、久し振りに国家試験を受験した。自己研鑽なので気楽なものだ。老友である筆記具たちを早々に片づけて退場し、東名阪経由で曇天の御在所岳へと急いだ。

GPS

目的は届いたばかりのGarmin社製eTrex の試運転である。廉価な製品だが、高級機種と同様に高感度センサーを搭載している。

PCとはシリアル接続のみ。手持ちのUSB-シリアルコンバータ(Elecom製)と旧Vista用シリアル接続コードでカシミール3Dにトラックデータを転送したが問題なかった。

9月の豪雨で閉鎖された鈴鹿スカイラインは料金所跡まで自動車で入れる。邪魔にならぬところに戻って自動車を置き、中道登山口でトラックデータを取り始めた。空気が冷たく、ハイペースで紅葉が終わった山頂に到着。そのまま国見峠に降りて裏道を下る。ウサギの耳は「白ウサギ」だと思っていたが、土石流で真っ白な河原では「黒ウサギ」に見える。復旧作業が続く藤内小屋を通過し、鈴鹿スカイラインに降りたところで所要時間3時間12分、30秒間隔で記録したトラックデータのメモリー消費量は3%に過ぎなかった。

次図はこのデータを電子国土に重ね合わせたもの。カシミール3Dで読み取ったトラックデータをテキスト形式で出力し、エクセルを使用して不要データの削除とタグの追加、これをテキストエディタで電子国土ポータルの技術情報に掲載されたXMLデータ仕様書のサンプルに貼り付けて出来上がり。地形図は拡大・縮小、移動が出来てしまう。

地図の大きさ:600×150 600×350 600×600

地図の大きさ:600×150 600×350 600×600 説明:地図表示について

トラックデータは編集していない。拡大表示すれば、中道上部のテラス、藤内沢出合で河原へ降りたところ、山上公園の売店で「おでん」の表示に惑わされた有様など軌跡が良く分かる。何故か三角点でトラックが切断されていたので接続したが原因不明。

旧機種では、中道の標高730m辺り(ロープウェイ架線の手前)の常葉樹林帯でGPS信号をロストしており、圧倒的な差があるように感じられる。植林帯や狭い谷でどうなるか気になるが、そのうち試してみようと思う。

追記 (2014.05.24)

電子国土Ver.3の運用が終了したので、地図を電子国土から地理院地図に差し替えた。軌跡データは、KMLウェブ地図プロファイル(KML web Map Profile; KMP)によって記述することとなった。

行程表

11:29鈴鹿スカイライン中道登山口
12:45富士見岩
13:08御在所岳・三角点
13:20国見峠
14:41鈴鹿スカイライン
(作成 2008.11.11、OpenLayers2 → 6 に変更 2022.01.23)