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  3. 2018年4月28日

鈴鹿:国見岳

アカヤシオの花見登山。国見岳北面の県境尾根は満開、ヤシオ尾根では散り始めた。

前回、4月23日(鈴鹿:御在所岳・国見岳 2018-04-23)の後、天候が崩れ、25日の御在所岳山頂は風速20mの風が吹いている。アカヤシオの花も一部は散ったり、痛んだりしたようだ。

登山日
2018年4月28日土曜日
ルート
裏道-藤内小屋-ヤシオ尾根-国見岳-裏道

国見岳

写真1 ヤシオ尾根から中道の尾根写真2 中道テラスの登山者
写真3 ヤシオ尾根から
写真4 アカヤシオ写真5 アカヤシオ

蒼滝トンネル西口の駐車場はガラ空き。寒いが半袖で出発する。既に七の渡しには満開のシロヤシオが咲いていた。藤内小屋に人の気配はないが、ベンチでは登山者が雑談に興じている。小屋前の寒暖計は8.5℃くらい。

三岳寺跡から尾根を登り、小尾根の末端で展望が開ける。遠望する中道北面のアカヤシオはいまひとつ。肉眼では無理だが、写真を拡大すると登山者の姿がある。

腰越峠の道を併せるとアカヤシオは散り始め。県境尾根に入っても青岳付近は花の密度を減じている。強風の影響があったか。高度を上げると花の鮮度は良くなるが、ツボミは大方が開花済みだ。今年は開花が早く、中腹は寒波で被害を受けたが、山頂部の開花は並の表年に落ち着いた。

写真6 藤内壁写真7 御在所岳望湖台写真8 石門

石門から見上げれば御在所岳の望湖台にヒト。国見岳南峰からは藤内壁にヒト。同じ要領でクラシ・イブネの写真を拡大してみるがアカヤシオは確認できなかった。

国見峠から裏道を下ると、オオカメノキの白い花が咲いている。七合目では、上部では余り見ないミツバツツジの大きめの株が鮮やか。シャクナゲはツボミが少ない。藤内小屋の寒暖計は21℃。直射日光を受けた後頭部が暑い。

写真9 オオカメノキ写真10 ミツバツツジ

27日付け中日新聞Web版は、「『御在所ロープウエイ』によると、開花は例年より二週間早め」と書いている。さすがに、それ程は早くないと思う。御在所ロープウエイの広報担当者による事実誤認か。

行程表

5:52蒼滝トンネル西口駐車場(鈴鹿スカイライン)
6:33藤内小屋
8:07ヤシオ尾根、腰越峠からの道に出合う
9:31国見岳山頂(9:31-9:39)
10:37国見峠
12:08藤内小屋(12:08-12:18)
12:52駐車場
(作成 2018.04.29)