鈴鹿:観音山・大黒山
朝寝坊したので、景色を眺めに大黒山の展望台へ出掛けた。関宿(亀山市)の西の追分から観音山に登り、大黒山の展望台まで。展望台は施設も眺めも良好だった。
- 登山日
- 2021年9月19日日曜日
- ルート
- 関宿・西の追分-観音院-観音山-大黒山-関宿・西の追分
観音山
関宿の西の追分駐車場に自動車を置いた。ここでは休憩施設にある清潔な手洗いを利用できる。


旧東海道を歩けば直ぐに関神社の御旅所があり、ヒガンバナが咲いている。次に現れる観音院の南西角に大正十五年とある「西国三十三所観音山公園道」の石標があるので、ここで北へ左折する。


機関車広場経由で関ロッジの入口に到着すれば観音山公園の案内板がある。これは亀山市地域観光課のサイトにある「観音山公園ガイドマップ」と同じものだ。
階段道に入り、分岐する歩道から高い方へ登るものを選択する。ときどき石仏が現れるが檻の中で造花が飾られている姿は可哀相に思う。石仏(写真)と東屋、六角の東屋、展望岩と電柱を経由して、円形のコンクリート台2基がある青天井の展望所に出る。ここから初日の出を見られるのだろう。観音山の山頂はその先だが展望なし。テレビ中継放送所の施設は撤去されて小さなアンテナが残るのみ。
下りは適当にルートを選択して車道に下りた。枯れ枝を投げ上げて頭上のクリの実を狙うオジサン、オバサンと話をして南へ歩き、鈴鹿海軍工廠跡の地下工場入口を左右に見て十字路を西進。テニスコート前を経由してアスレチックコースの舗装路へ入る。
地図の大きさ:600×150 600×300 600×500
地図の大きさ:600×150 600×300 600×500 地図表示について
赤線:登山ルート、青線:下山ルート、:西の追分、
:観音院、
:機関車広場、
:展望所、
:大黒山の展望台
この地図は Garmin eTrex30 により取得した軌跡を編集して国土地理院の地形図(地理院タイル)に重ねて表示したものです。
大黒山の展望台
舗装路入口では小さな札に遊具は安全上の問題から使用不可、展望台は可とある。その遊具を左右に見て登る舗装路歩きに飽きた頃、終点の左に「展望台」とある木製の建築物があった。観音山公園案内図によれば、この付近が大黒山らしい。




展望台からは良好な眺望で、関富士右方の伊良湖水道には神島が浮かぶ。四日市方向の写真には川越火力、液化天然ガスなどの平底円筒の巨大タンク群、四日市ドームなどが写っていた。ただし、西の鈴鹿峠~三子山~四方草山~明星ヶ岳西峰付近は山稜や樹木で見えないし、東南北も樹木で一部が見えない。
コンビニで昼食に買ったヨーグルトドリンクが失敗だったようで腹具合がおかしい。残りの予定は放棄して駐車場へ急いだ。次回は落葉樹が葉を落とした時期に。
大黒山について
大黒山の名称は三国地誌に一之瀬村にありとして、筆捨山、西峯、一之瀬山とともに列挙されている。観音山公園案内図と同じ亀山市地域観光課の亀山7座トレイルマップには大黒山の展望台に「観音山展望台」とあり失望させられるが、現場の銘板には「展望台」とだけあった。
地名を無視して残念なことになっている。従来の通りに単に「展望台」、行政的には「観音山公園展望台」、地名を優先すれば「大黒山展望台」が正解だろうに。
行程表
12:27 | 関宿・西の追分 |
12:50 | 登山口(関ロッジ入口) |
13:15 | 観音山山頂 |
13:39 | テニスコート前十字路 |
14:06 | 展望台(14:06-14:21) |
14:44 | 西の追分 |
追記:大黒岩・恵比寿岩
下見をするつもりで果たせなかった大黒岩、恵比寿岩を12月23日に探しに行った。(鈴鹿:筆捨山・大黒岩・恵比寿岩)