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  3. 2022年11月11日

鈴鹿:御在所岳 中道登山口周辺にて

相変わらず右ヒザが痛む。登山は無理なので、中道登山口周辺を歩いたあと、ロープウェイから御在所岳中腹の紅葉を眺めた。

登山日
2022年11月11日金曜日
ルート
中道登山口・・・ロープウェイ-御在所岳-ロープウェイ

三滝川堰堤の河原

航空写真を見ると、営業終了が間近らしい一ノ谷山荘の南に砂防堰堤(地図)があり、その上流側が大きな河原になっている。ここで昼食をしようと初めて下りてみた。

写真1 三滝川の河原写真2 堰堤

しかし、現場の河原は人頭大の石がゴロゴロ、砂地にはケモノの足跡が多数ある。夜にはシカが大挙して水場に下りてくるのだろう。日陰部分が大きく、河原は期待に反して陰鬱な雰囲気だった。堰堤上に陣取り、久し振りにエスビットを使ってスープを温めた。固形燃料は購入後10年以上が経過しているモノだが問題なく燃焼した。

歩いてみる

正午前は満車だった中道駐車場に隙間が出来たので自動車を入れ、から旧道や登山口を往復した。

地図の大きさ:600×150 600×300 600×400

地図の大きさ:600×150 600×300 600×400 地図表示について

赤・紫:往路、青・緑:復路、:往復の出発点、:登山届のポスト、:堰堤

(この地図は Garmin eTrex32x により取得した軌跡を編集して国土地理院の地形図に重ねて表示したものです。)

国土地理院の地図は、国道沿いの旧道が2本の破線になっていたり、から中道登山口へ北上する道が20~30mも東へズレて書き込まれ意味不明になっていたりする。【表示されている地図は2023年7月に修正されたものです。修正前の地図は登山日記 2023-07-06にて。追記 2023-07-06】

以前、登山者から登山道のデータを集めた結果なのか、この付近の破線は酷い有様だったと記憶している。それが整理されて現状の地図になった。もう少し整理できるように国土地理院に情報を入れてみた。情報1件のみで対応するのか疑問ではあるけれど。

写真3 登山届のポスト写真4 登山届のポスト

の登山届ポストに「御在所岳表道登山口」とあった。ここから北へ40mも歩けば中道登山口である。迷惑行為としか思えない。有害標識を駆除したくなったが、釘抜きがないと撤去できそうにない。

御在所ロープウエイ

待ち時間なしでゴンドラに乗車できた。御在所岳の紅葉は中腹から温泉街が綺麗で、上部の紅葉は終了している。

ゴンドラから写真撮影をしても、汚れた窓越しに撮影する紅葉は、太陽の位置次第でボケたような悲しい写真になる。また、僅かに開く窓からは、撮影方向が水平や上方に制限される。ゴンドラからの撮影は思うようにならない。

写真5 御在所岳写真6 5号塔
写真7 中道・キレット
写真8 御在所岳上部写真9 富士見岩

山頂駅ヘの到着は14時。階段を上がると、下り待ち行列の終端が改札・券売所からロープウエイ博物館の階段付近まで伸びていた。都合があるので、そのまま待ち行列に並んでしまった。下りゴンドラへの乗車まで22分待ちだった。

相乗りになった老人が後方に座るので、ゴンドラの前方に座ることを薦めた。少し刺激が強いかと按じたが、良く見えたと喜んでもらえた。冥土の土産に気づかいをしたとは言えないね。誰か、私にも気づかいをして欲しいと思うようになった今日この頃だ。

追記 2022.11.14:国土地理院からの回答

国土地理院の基本図情報部から回答があった。

「ご指摘いただきました三重県菰野町ほかの道路及び建物につきましては、状況を確認し、確認結果に基づいて適切に対応いたします。有用な情報のご提供ありがとうございました。」

なかなかに面倒くさそう。基盤地図情報を変更するには何かと手続きも必要なのだろう。登山道ごときで余計な仕事を作ってしまったか。

追記 2023.01.08:一部修正

国土地理院へ入れた情報のうち、次の修正がされている。

まだ、旧道などの修正はされていない。

追記 2023.07.06:修正完了

御在所岳の中道登山口周辺の登山道が修正されていることに気付いた。

これで国土地理院へ入れた情報のすべてが対応済みとなった。これ以外にも、一ノ谷新道の追加、藤内小屋西側の裏道登山道の整理がされている。どのような手続きで修正されるのか承知していないが、不可解な地図の放置はマズイので有難い。

(作成 2022.11.13、追記 2023.07.06)