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  3. 2023年2月25日

鈴鹿:大黒山・観音山

鈴鹿川左岸の小谷から観音山歩道に登り、大黒山(展望台)と観音山を歩いた。今日も右ヒザのリハビリ登山だ。目的の観音岩探索は達成できなかった。

登山日
2023年2月25日土曜日
ルート
市瀬神社旧跡-コンクリート壁-観音山歩道-大黒山(展望台)-観音山

市瀬にて

写真1 砂防工事

関宿の西にある市瀬(一ノ瀬)の集落では、鈴鹿川は北から南へ流れている。

集落北端の山川運輸前から鈴鹿川の対岸を見ると斜面に砂防工事がされている。階段状の斜面に垂直に白い導水管があり、その左に木立に隠れて岩壁かコンクリート壁があり、さらに左はコンクリートが網状に施工されている。

東海道名所図会(国立国会図書館)の筆捨山の項にある「東方に大黒石。蛭子石。観音岩。女夫岩など形をもって名に呼ふ。みな山腹にあり。」の観音岩の候補かとも思った。気になるので行ってみることにした。前回(鈴鹿:筆捨山・大黒岩・恵比寿岩 2021-12-23)の続きである。

地図の大きさ:600×150 600×300 600×600

地図の大きさ:600×150 600×300 600×600 地図表示について

関宿・西の追分駐車場、市瀬神社旧跡の石碑、カマ跡2つ、コンクリート壁の西端、展望台(大黒山)、行者岩

この地図は Garmin eTrex32x により取得した軌跡を編集して国土地理院の地形図に重ねて表示したものである。

大黒山・観音山

西の追分の駐車場から国道を歩き、鈴鹿川左岸の道へ入った。宮崎本店の工場のネットフェンスを右に、鈴鹿川を左に見て歩けば、市瀬神社旧跡の石碑がある広場に出る。

写真2 市瀬神社跡写真3 鈴鹿川へ下りた

付近の鈴鹿川左岸は崖状だが、狭い護岸コンクリ上を歩けば広くなって北から来る道跡に出合う。鈴鹿川に下りれば河原はケモノの足跡だらけだった。

北進すればカマ跡が2つあり、小さなコンクリ構造物で谷状の道が左右に分かれる。中央を登れば畑跡のようで平地にヌタ場があった。獣臭が強く、北側は一段低くなった平地で足跡だらけ。小林牧場からの道が来ていた。

引き返して東へ登る小谷へ入った。登山者の目印テープがあり、狭い谷から右(南)の尾根上へ逃げると目印はそのまま南へ行く。何だろう。目印と別れて尾根を登り林道に出た。先程の小谷の上部へ入りたいところだが、今日は前回に見つけた林道の脇道へ入ることにする。

写真4 コンクリート壁の北端写真4 菰野富士の頂上

その脇道の終端が対岸から見た網目状のコンクリート壁の北端だった。これといったものはないので、左にいくつもの岩を見て急斜面を登り尾根に出た。この尾根には目印が続いており、市瀬神社旧跡付近に下りるようだが、登って観音山歩道に出た。

あとは観音山歩道(大黒山)の展望台、迷路のような観音山を歩いて駐車場へ戻った。観音山山頂の東側にあるコンクリ製の円形展望台2基のうち1基に鉄製の手摺りが新設され、展望図3枚が取り付けられていた。乗ってはみたが支えのない足下が心配になる。

関宿

写真4 コンクリート壁の北端写真4 菰野富士の頂上

関宿に入った。今日は寒い日になったが、土曜日のためか観光駐車場は満杯に近い。それでも宿内を歩く観光客は多くはない。何処にいるのか。雛人形が飾られた旧落合家に入れば、二階への階段入口はつるし雛があって通せんぼになっていた。大名行列を見下ろすような窓はないのだろうが、上がってみたくなった。

行程表

10:35関宿・西の追分駐車場、出発
10:58市瀬神社旧跡
12:27観音山歩道の展望台(大黒山)
12:52車道に下りる
13:08観音山山頂
13:41車道に下りる
13:50駐車場、着
(作成 2023.02.27)