<2003年1月29日>
ガス化溶融炉排煙設備の見学
1月29日(水)朝8:35 ガス化溶融炉の排煙
を撮影時(ライブ写真)、茶色の煙が出ていた。
早速、事業団に電話へかけ説明を求める。
しかし、事業団はあくまで白い煙と言い張り、
光の加減で茶色く見えることもあると弁明。
事業団側が現場に来られたら説明するとの
ことで、T氏と二人で廃棄物処理センターへ行く
ことにした。我々が廃棄物処理センターへ到着
した時には、煙は止まっていた。(多分、事業団が
何らかの処置をしたものと思われる。?)
事業団側は受付のモニター画面で、1号、3号
炉は停止、2号炉が稼動中、ただし点検のため
待機中で、ばいじん濃度は0を示しており茶色い
煙が出るわけがないと主張する。
我々は、センサー取付け位置の確認と、ばい
じん濃度と煙の色との説明を求める。事業団
側は、ばいじん濃度は排出基準値を守っており
茶色い煙は出ないと繰り返す。また、センサー取付
位置は現場で説明するとのことで、排煙設備を見学
できる事になった。(写真A〜E)
約30分ほど、T氏と二人で機械室(排煙設備)
を見学する。事業団は3名の説明者で対応し、親切
丁寧に説明をして頂いた。
事業団側の説明でも、煙の色の決着はつかず
物別れに終わってしまった。
しかし、今回は一般の見学では見られないとこ
ろまで見ることができ、有意義だった。
また、排煙のモニター画面は毎日(月曜日〜金
曜日)8:30〜17:00まで自由に見ることが可能で
ある。毎日、監視の中で異常な煙あるいは臭いに
気づいた時は、直ちにモニター画面を見に行くこと
を進めます。そして、モニターの数値と煙の関係を
関連付けて行くことが出来るかも知れません。
<速報>
@受付のモニター画面
A機械室(排煙設備) 入口付近
E煙道(画面の奥が煙突へ続く)
C触媒装置(アンモニアを付加?)
D排煙測定用のセンサー装置
B問題のバグフィルター