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  3. 2016年10月31日

鈴鹿:栃ノ木(大岩山)

栃ノ木は甲賀市・青土ダムの南側にある三等三角点・石神(505.1m)の山。青土ダムエコーバレイから栃木谷林道で登った。帰路、道草をして電気柵に悩む。

登山日
2016年10月31日月曜日
ルート
栃木谷林道-栃ノ木-栃木谷林道-新設作業道-青土ダムエコーバレイ

栃ノ木について

栃ノ木に興味を持ったのは、明治11年発行の滋賀県管内地理書訳図に正体不明の山々とともに書き込まれていたから。土山宿の北東、田村川と松尾川に挟まれて「大岩山」とある。また、東海道分間絵図では土山~田村大明神の間に何かが「大岩」として書き込まれている。甲賀郡志では、北土山地内の大岩山は南北土山の立合山とある。ネット上には平成15年3月28日付けで「鈴鹿・大岩山」があり、この山塊の最高点である石神三角点に登ったようだ。

一方、「地図で歩く鈴鹿の山」は石神三角点の山を「栃の木」としており、昭文社の「山と高原地図」2016年版にも記載されるに至った。

ヒザを痛めているので、丁度良いと思い林道歩きに出かけた。北側の青土ダムエコーバレイには「石神谷広場」があり、何かありそうだが解らず仕舞いとなった。

地図の大きさ:600×150 600×300 600×500

地図の大きさ:600×150 600×300 600×500 説明:地図表示について

この地図は、GPS(Garmin eTrex30)の軌跡を編集して地理院地図に重ねたもの。(:栃の木峠、:作業道終点(2016.10.31現在))

登路

写真1 青土ダムエコーバレイ
写真2 電気柵写真3 栃の木峠

取水塔前展望広場に自動車を置いて出発。青土ダムエコーバレイのゲート(夜間閉鎖)を入り、電気柵沿いに舗装路を登る。西側は整備された公園だ。谷を右岸に渡るところで栃木谷林道はチェーンで閉鎖。さらに電気柵が通せん坊をしている。樹脂製のゲートハンドルを持って電線を外し、電気柵を通過する。当然ながら電気柵は復旧しておく。この後、北西側に重機の作業音を聞きながら舗装状態が良好な林道を歩くと、石碑が建つ栃の木峠に到着した。

石碑には、栃の木峠、昭和六十年開設打越、栃の木谷林道組合などの文字がある。その横には東海自然歩道と同様な指導標が倒れており、青土ダム1.5km、国道1号線3.0km、栃ノ木峠S61と読み取れる。

この峠から、足下に咲くセンブリを見ながら植林尾根を歩けば三角点に到着。展望なし。付近にはコンクリート基礎4つが正方形に並び、L字アングルの切断跡がある。展望台にしては小規模。何があったのやら。

下山路

三角点の南側に地道の作業道が来ているので、これを下って栃の木峠に戻った。

このままでは余りにつまらないので峠から北西に延びる作業道に道草する。キャタピラ跡が残り、打ち落とされた枝はまだ緑色。無人の重機に出合い、作業道終点となった。目前には食害防止テープが巻かれた植林尾根。誘われて下降するも尾根を横断する電気柵が現れる。エコーバレイの外周に電気柵を設置したのだろう。ゲートが見当たらないので、左下に見えるエコーバレイの舗装路を目指して下る。足場の悪い斜面を小谷に下りれば、何と立ったままで電気柵の下を通過できた。コレ、ダメジャン。思わず独り言。

降り立ったのはアスファルト舗装の駐車場だ。ここから「ふれあいの路」標識に従って階段道を上がれば地道の林道に出た。登り方向にはゲート付きの電気柵が見える。この林道を下りてくれば何の面倒もなかったのだが。

写真4 青土ダムエコーバレイ

エコーバレイ内の散策路を歩く。平日とはいえ誰もいない。その代わり芝生にはシカの糞が沢山。役に立たぬ電気柵なんて止めて欲しいものだ。

行程表

10:00取水塔前展望広場
10:26栃の木峠
10:40栃ノ木、石神三角点(10:40-10:45)
10:57栃の木峠
11:05作業道終点
11:19駐車場に下りる
11:42取水塔前展望広場
(作成 2016.11.02、更新 2016.11.25)